最近、不登校が増えています。

前から不登校はあったと思うんですが、最近の不登校はちょっと前と違っていて

「なぜ頑張って学校に行かなければいけないのか分からない」
と言った理由になっています。

そうした時に学校で考えなければいけないのは
「この学校ではどんな子を育もうとしているのか?」かなと思ったりしました。

今回はラジオで学校に行く意味ってなんですか?って質問をいただいたので答えています。

『学校に行く意味』

よかったら「学校はなぜ必要なんだろう?」って一緒に考えながら聞いてみてください。

※ぜひ聞いたらイイネ!や、コメントお待ちしています!

学校に行かなくても最悪生きていける

僕が思うのは学校に行かなくても生きていけるということ。

僕自身は中学校の頃、記憶喪失になりました。

小学校の記憶をほとんど忘れ、中学校もほぼ不登校でした。

友人を思い出せず
家族にいっぱい迷惑をかけました。

成績も評価のしようがないとも言われました。

それが今では個人・小企業のビジネスコンサルをしたり
T-KNITでは教員支援をしています。

不思議なものですね。

もちろん生きるための努力はしました。

でも、小学校も中学校も行きませんでした。
勉強もしませんでした。

そして、みんながよく言っている
大人になって勉強しておけば良かったと後悔する…なんてことはありません。

なぜなら僕は不登校や、記憶をなくすという
普通では味わえない、お金では買えない経験をしたからです。

そして、
国語・算数・理科・社会・英語はほぼ勉強しませんが

どうしたら幸せに生きれるか?
どうしたら自分の考えが伝わるか?

などなど、そんな勉強はたくさんしています。

なぜなら僕はその勉強が僕は好きだからです。
毎日生きているだけで勉強できているとも感じてます。

学校に行く必要はどこにあるのか?

ここまで言うと、
「学校行かなくていいとか何事?」とも言われるかもしれません。

でも、学校行かなくていいとは言っていません。
僕の考えは「それが必要なら行けばいい」です。

子どもが好きなこと、やりたいことを実現できるなら
行けばいいと思うのです。

子どもは
勉強がしたくて学校に行くのではありません。

将来、幸せに生きる力を身につけるために学校に行くのです。

その幸せは子ども一人一人違うんだろうなと思うのです。

そうした時、学校で掲げる理念は
「明るく、素直で、元気で、たくましい子」になってしまう。

もちろん、教員すべてがそれを本気で信じているなら良いです。
でも、それは難しいんじゃないのかなぁって思うのです。

大人でも
明るくて、素直で、元気で、たくましい人ってなかなかいません。

できることならそうであって欲しいけど…
実現できないだろうと思う理念は理念じゃないのかなって思ったりします。

なので、大事なことは
「この学校ではどういう子を育てていこうか?」を教職員みんなで話し合ってほしい。

3月の今、だからこそとても大事な話です。
卒業や、次年度で忙しいってのも分かります。

でも、理念が入っているグランドデザインを考えるのは新体制が決まった3月しかない。

ぜひ、今だからこそ考えてほしいなって思います。

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