教員支援の壁は非常に高いです。

なぜなら…

  • 助けて欲しいと思っている人がお金を素直に出せない
  • 周りがみんな敵のような構図になっているので、助けてって言えない
  • 何が正しいのか?を誰も知らない、考えたことがない

このような点があるからです。

このせいで3つ課題が生まれています。

  1. 価値を届けにくくなっている
  2. 活動を継続しづらくなっている
  3. 中身を強制的に変えようとする人がいる

T-KNITでは、この本来存在しないはずの見えない敵との戦いが教員支援を成り立たせる重要なポイントだと思っています。

そのためにT-KNITが行っている持続可能な考え方をお伝えします。

お金は『価値そのもの』ではない

活動するためにはお金が必要ですが、お金以外の方法でも自分自身の価値を見出しても良いという形をとっています。

お金を交換する時には必ず価値の交換があります

これが人同士を編み込んでいく時に重要な視点です。

しかし、教育界は「無料でなければ」という文化があります。この文化によって、無料以外は受け付けないという方が多いのも事実です。

ただ、この無料文化そのものが悪いのではなく、その人が本質的に欲しいと思っていることを交換できれば良いとも考えています。

その人が一番欲しいと思っている報酬とは何か?を考え、何かしらのメリットを生み出せるように…、考え続けることを忘れない心がけをしています。

幸せな教員を創る活動を継続するためにお金が必要

継続したい!このビジョンを達成したい!

そのためにお金が必要です。

お金は誰もが平等に一番分かりやすい共通の価値基準です。

子どもであろうとも子ども料金、学生料金というものがあります。

また、他の国の方であろうとも換金することで共通の価値となります。

受け取ったり、渡したり、お金の交換が絡むところには必ず価値の交換があるので、お金を使うことは価値が生み出されて良いことなんだと認識をさせています。

そうして集めたお金は教員支援の活動を続ける上で、会員や手伝ってくれた人へ渡す大事な資金源になるため、各事業に分配されます。

お金以外に価値を見出しても良い

T-KNITでは、お金以外の価値を作って良いということにしています。

特にT-KNITが考えるのはお金という共通理解の先(目的)をよく聞いたり、考えたりします。

お金を出す・出さないの前にお金を交換する理由が必ずあり、どうしてそのお金が必要なのか?をちゃんと聞くことを忘れないようにしているのです。

その理由に対して共感できたり、やってみたい(試してみたい)と思った時、それが共通の価値として置き換わる時があります。

本人のやってみたい!体験したい!がそもそも価値になり、「お金を払ってでも参加したい!」という意識になって、初めてボランティアが成立します。

T-KNITが考える価値の定義

僕たちは人間的な豊かさを増やすことが価値そのものだと考えています。

それは【成長】【仲間】【金銭】の3つに分けられます。会員にはできる限りこの3つを同時に満たせないかも考えています。

成長(心理的価値)

自身の成長に繋がることは価値として捉えています。

やりたいと思う気持ちを満たすこと、それは一人ひとりが豊かさを実感できるものなのです。

知識が増え、経験・体験ができると、人は昨日の自分より豊かになったと感じ、次の挑戦がしたくなります。

T-KNITでは「どうしたら理想の姿に成長できるのか?」を考えているので、会員は必然的に学びの機会が多くなります。

仲間(社会的価値)

成長だけではなく、仲間づくりも価値と考えます。

一緒に活動を行うことで生まれるものが一体感。活動を一人ひとりに限定せず、みんなで一緒に行うことで仲間意識を育むのです。

このように仲間で繋がっているというのは価値を媒体にし、絆が編み込まれた瞬間であると考えています。

お金(金銭的価値)

自身が生きていく上で必須だったり、やりたいことを実現するためにはお金も価値として捉えます。

金銭はその人の価値を図るものとしては非常に最適な方法で、何かをする時に「このくらいは欲しいな」って誰もが考えているものです。

そのお金を一人で集めるのではなく、上記の仲間と一緒に考え、集められたら、持っているもの以上の価値が生まれてくると思います。

また、成長・仲間以外を希望する場合には必ずお金をいただき、相互に持続可能な循環を生み出すようにしていきます。

T-KNITの収益源

T-KNITはどのように活動継続の資金を集めているのか?をご紹介します。

会員の会費

T-KNITでは正会員費として月額会費、賛助会員として年会費を集めています。

お金を払ってボランティア活動をするという意味合いになっていますが、全員が家族や、チームとして一丸となるためです。

お金を払ってでも、一緒に活動したいと思ってくれるために会員同士のコミュニケーションや、持っている技術や、体験のシェア、プロジェクトをみんなで作っていきます。

寄付

T-KNITの活動に賛同してくれた方からの寄付をネット上で集めています。

寄付されたお金は100%、教員支援の活動に活かされます。

セミナー・ワークショップ

会員による教員支援の活動ではお金を取る場合があります。

集まった収益は企画してくれた会員へ分配されたり、他の事業へ分配されます。

コンテンツの販売

T-KNITでは動画データ、音声データ、グッズなどを販売します。

集まった収益は企画してくれた会員へ分配されたり、他の事業へ分配されます。

メディアへの商品宣伝コンテンツの作成

T-KNITではアカデミアという教育情報メディアがあります。

ここに商品を宣伝して欲しい!という場合、お金をいただいています。

メディアへの広告バナーの掲載(スポンサー)

T-KNITではティーチャーズメディアという教育情報メディアがあります。

ここではバナーを掲載して欲しいという場合、スポンサーとして契約させていただくので、お金をいただきます。