こんばんは!
教員支援ネットワーク T-KNITのソルティーです。
皆さんは、ITを仕事に使っていますか?
「なんだ、そんなの覚えるの面倒だ」
なんて方も結構いらっしゃいますが、ITは本当は教育を変える力があるなって思っています。
今回はITがどうして教育を変えて行くのか?についてお話をしていきます。
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今回のパーソナリティーはソルティーです。
ゲストはパソコン修理業などを営みながら、教育支援にボランティアに関わる『木下』さんをお呼びしました。
ラジオのURLを置いておきます。
「私はITをどのように教育に活かしたら良いだろう」って考えながら聞いてみてくださいね。
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ITは先生たちにとって異質なもの
パソコンっていうと、学校の先生はとてつもなく大変だと感じています。なぜかというと、習ったことがないからです。
想像してみてください。まだやった習ってなくて、一度もやったことがないサッカー、水泳、もしくはギターとかでも良いでしょう。
それをいきなり仕事場でやれって言うんです。
当然ながら四苦八苦しながら我流で覚えてなんとか使えるようにする…
実はそれが『パソコン』に置き換わっただけ。
学校の先生たちの業務は子どもたちとコミュニケーションをとるだけでなく、パソコンとのコミュニケーションの機会が非常に多いなと支援する中で感じています。
ITが劇的に業務時間を減らす
ただ、僕がICT支援員だった頃、劇的に校務を減らしたことは何度もありました。
例えば、名簿作成です。
僕
「先生、名簿作成やってますね〜。」
先生
「あ、ソルティーさん。いやー、名簿作成とても大変で…何しろうちは600人くらいいるんでね〜。クラスごとに子どもたちを割り振ったり相当時間かかるんですよ。」
僕
「なるほど〜。これは大変ですね。今はどんな作業を?」
先生
「振り分ける前に名前のフリガナを付けておこうかなと思って、それを入力しています」
僕
「え、それは何時間くらいかけるんですか?」
先生
「私はタイピングが遅いので…、実は6時間くらいかかっちゃうんですよね」
僕
「先生、フリガナを付けるだけだったらそういうフリガナを振ってくれる関数があるんですよ。ちょっと貸してください」
・・・
10分後
先生
「うそ!もう終わっちゃったんですか!私の一日分の仕事ですよ!」
僕
「関数はいろいろ便利なものありますので、使うと劇的に時間減りますよ!」
なんて話がありました。
今回はExcelでの話ですが、こういう至るところに業務改善の種は落っこちています。先生たちは気づかないで無理やり作業するようなことが多いですが、実は劇的に校務負担は減らせるのではないか?って思ったりしています。
今回の使った関数はPHONETIC関数です。
同じようなことがあったらぜひ使ってみてください。
→PHONETIC関数のフリガナで名前をわかりやすく表示しよう!
ITは学ぼうとしなければいつまでも学べない
ITは毎日使っていれば覚える…ということは実はありません。
実際に使って、失敗して、乗り越えて身につくものです。
そして、知らなければ一生出会わないような知識や、テクニックもたくさんあります。
どんどん磨いていかないと、どんどん錆びるだけ。
いつも例にあげる木こりの話ですね。
ある木こりが、がんばって木を切っている。
通りがかった旅人がその様子を眺めていたが、斧を振るう勢いのわりに、なかなか木が切れていない。見ると木こりの使っている斧がこぼれしているようなので、旅人は言った。
「斧を研いだほうがいいのでは?」
すると、木こりは言った。
「わかっちゃいるんだけどね、木を切るのに忙しくて、それどころじゃないよ」
忙しいって言っていたらいつまでも切れないまま頑張り続けることになります。
同じ時間をかけるなら、自分に投資してITを学ぶ。
授業の質も高まるし
校務負担は減るし
良いことばっかりです。
何から学んだら良いだろう?って思うかもしれないけど、それこそパソコン教室でも良いし、プログラミング教室でも良い。
「ITは苦手」って思っている人ほど思い切って飛び込んで欲しい分野、それがITだなって思っています。
それでは今日もお疲れ様でした。
では、また。
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