Googleフォームって使っていますか?
GIGAスクールになり、Chrome bookが導入されたという学校も多いです。
家庭でもいっぱい配られたみたいですね。
この端末で便利なのがいろんなGoogleアプリの活用。
その時に一番活用しそうなのがGoogleフォームです。
今回は『Googleフォーム』について話していきます。
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会員さんが作ってくれたGoogleフォームテンプレートは、もうダウンロードしましたか?
先生たちのためになれば…と思って作ったものなのでぜひ使ってください。
もちろん、メルマガ登録すれば無料でダウンロードできます。
「Googleフォームって使い方はどうするの?」
「使ってもいいけど、どんな活用方法があるの?」
そんな方にはピッタリの内容です。
刃を研ぐを忘れると時間を無駄に使う
僕はICT支援員だった時、こんなに先生たちは無駄な時間が多いのか!とびっくりしました。
何が無駄だったか?というと、Excelを使っているのに関数を使っていなかったのです。
SUMという合計を求める関数があるのですが、これは合計したいところを選択してボタンを押すだけ。
時間にして10秒かからないくらいです。
でも、先生たちはSUMという存在を知ってはいるものの、使えるようにしようとは思っていません。
「これと、これと、これと……」と一生懸命、Excelとにらめっこしながら、なんと電卓を叩いている姿が!!
「先生、ボタン一個で合計できますよ」
すかさず僕はフォローに入りました。
「え?あぁ、本当だ!いや、でも知ってはいたんです。ただ、使おうとするとなかなか…ねぇ。」
言っていることは分かります。
ただ、その時間が積み重なると大きな時間の差になってしまう。
分からなくなった時、すぐさま僕に相談すればものの数分で解決する事例が多数ありました。
でも、それを聞こうとしないのです。
目の前のことに囚われすぎてしまうのだなと感じたのです。
ホルヘ・ブカイ著『寓話セラピー 目からウロコの51話』に頑張る木こりというお話があります。
『頑張る木こり』
一人の男が林業の町にやってきて木こりとして働くことになった。翌朝、男はいさんで森へ向かい、どの木こりよりも多い、18本もの木を切り倒した。男は意気揚々と飯場に戻った。翌朝も、男は誰よりも早くから始めたが、15本しか切れなかった。「疲れが残っていたのだろう」
そう考え、男は日暮れとともに寝た。しかし3日目は10本、4日目は7本と、一生懸命に斧を振るっているのに、男が切り倒せる本数はどんどん減っていった。悩んだ男は、親方に打ち明けた。
「最後に斧を研いだのはいつだ?。」
親方の問いに男は答えた。
「木を切るのに精いっぱいで、そんな時間はありませんでした。」
そう、ついつい刃を研ぐことを忘れてしまうのです。
刃を研げば、今後、ものすごいタイムパフォーマンスを生み出すかもしれないのに。
その可能性がICTにはたくさん詰まっているのです。
そのうちの一つがGoogleフォーム。
紙でいろんな保護者や、先生たちに周知していた内容も
Googleフォームであれば一瞬で集められ、集計でき、探す時にもフィルターや、検索ができるようになり、大きな時短になる可能性があるのです。
はじめは誰も初心者
僕もパソコンを使うことはできませんでした
最初にパソコンを起動した時、フリーズさせちゃってました。
もう二度と使うものか!
そんな風にパソコンを嫌悪した時期もありました。
でも、あるのにもったいない…。
やっぱり使ってみようかな…。
そう思って自分が興味のある分野や、役立つことでパソコンを使おうと考えて、自分に興味・関心の強い分野から入ろうと思い、パソコンにゲームを入れたりしました。
するとみるみる内に上達。
やっぱり自分の興味のあることで端末を使い始めると、ものすごい上達が早くなるなと実感したのです。
考えれば考えるだけ、便利になるのがパソコンや、タブレットの活用。
むしろ、何が良くて、何が悪いのか知らないままでいると、ただ機械に使われるだけになってしまって、恐怖心が拭えず、ほこりをかぶる端末になってしまいます。
先生たちがどれだけ自分の興味のある分野、専門の分野で
「こんなことできないかな?」って試したりすること。
そういうチャレンジを繰り返してはじめて
「あ、ICT楽しくなってきた」って実感できるのかなと思います。
壊しちゃったらどうしようと思って使わないくらいなら、壊すくらい使い倒す。
僕はそうしたほうが、情報機器と良いお付き合いができるなと感じる今日このごろです。
今回のプレゼントのGoogleフォームも何かのキッカケになったら幸いです。