みなさんは教えないで習得させることってありますか?

教員の世界では基本は【ティーチング】。
教えることで教育をしていきます。

ただ、習得したり、身につけたりというのは【教える】以外でもできることはたくさんありますし、

むしろ、最近は教えない教育が注目されている節もあります。

今回は『我が家の教育事情』について話していきます。


今回のパーソナリティーはrinrinです。
『”教えない”英語教育〜我が家編〜』ってことをお伝えします。

ラジオのURLを置いておきます。

「我が家の教育はどうだろう?」って考えながら聞いてみてくださいね。

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我が家の教育事情

我が家の教育でも基本『聞かれたことを教えていく』というスタイルです。
その子どもの考え、好奇心をいかに引き出すか?を大事にしています。

というと、なんかものすごいことをやっているように感じるかもしれませんが、簡単にいうと我が家でやっていることは『放牧』です。

あ、放任ではありませんよ。放牧です。

基本的にストレスがほぼかからないようになっています。

やりたい!って言ったことはやらせられるように一緒に考えるし、嫌だ!って言ったことはなぜ嫌ななのかを一緒に考えます。

もうお気づきだと思いますが、やりたいからやらせるのではなく、どうしたらできるようになるのか?を一緒に考えるってことです。

そのためには自由に散策し、自分が抑圧されていると感じないようにしています。

スマホ・タブレットはほぼ自由に使えるし、他の人の迷惑にならなければドタバタしていますし、兄妹喧嘩も止めたりしていませんし、危ないって思うことも一回チャレンジさせますし、勉強や、宿題もがむしゃらにやれって言いません。

なので、他の家庭から見たら「自由にさせすぎでは?」と思われるかもしれません。

ただ、未就学児の場合は手は離しても目は離さない。
就学児の場合は目を離しても心は離さない。

そういうことを大切にしています。

そして、各自が勝手に学んだことや、やったことを
「ねぇ!見てみて!」と嬉しそうに報告をしてくれます。

それを僕らは聞いて、何があったの?どんな風に良かったの?何が分かったの?って、子どもたちの気付きを深くしてあげています。

もちろん、危ないこともやらせているので危ない橋も結構渡ります。
一つ間違えたらケガすることもあるかも…。

でも、僕的には僕らが見ていないところで大怪我するよりも、見ているところでケガしてくれたほうが大きな学びに繋がるなって思っています。

最近ではAmazonのFire HDを使っていろいろ学んでいます。

買って渡しただけなんですが、これは非常に頭の体操に良く

子ども向けのいろんな動画を見て
「これはいけないことだよね!」

「うわー!あぶなーい!」

「おー!良かったぁ〜」

のようなリアクションをとってくれたり、無数のアプリの中からお気に入りのアプリを選んで遊んでいます。

そしてこの前、そのアプリでプログラミング教育のようなことをやっていたんです。

そして、車が子どもが作ったコースで規則正しく走り回っていました。

昨年、別の小学校で6年生のプログラミング教育授業に入らせてもらったりしましたが、なかなか自分で思い通りのプログラムを組むってことができない子がたくさんいました。

それを見ていると、何も教えず、勝手に遊んで、勝手に学んで、勝手に作って、勝手に完成させている。

これが保育園児でもできてしまうのかぁ…って感心したりします。

Fire HDはスマホと違って、オフラインでも操作できるので、今では抱きかかえるようにして、いつでもどこでも使ってくれています。

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今こそ家庭学習を見直す

僕は教育の原点が家庭からだって、いつも口酸っぱく言っています。

今は学校がなんでもやってくれる、なんでもやろうとしてくれる。そういう甘さにつけ込んでクレームや、文句を言って苦しめてしまう家庭が本当に多いなって思うのです。

じゃあ、僕はそれを知った時どうしようかな?と考えると、自分の家庭の教育の軸、自分の子どもはどういう風に育って欲しいのか?

そして、子どもたちはどんな大人になりたいのか?を一緒に考え、悩んであげる。

そういう安心できる場を作っていくことと、広めることが大切なんじゃないかなって思ったのです。

学校の教育はあくまでも家庭ができなかったと思うことのサポート。
僕たちが仕事をしたり、趣味に没頭できるのは先生たちが子どもたちの面倒を見てくれて、自分の代わりに教育をしてくれているからです。

だからこそ、家庭でできる教育。
いや、教育というよりも子どもたち自身が何を学び取っていくのか?そして、最終的に自分で好きな道を選び取れるように…

自立と自律のためのお手伝いを家庭からする。

これが学校の先生の負担を減らすことに繋がるなーと思っています。

ちょっと話が膨らみすぎたので、今回はここまでにしましょう。

では、また。

デジタルに使われているのではないか?

P.S.メールをお送りしたところ、ご指摘をいただきましたので、そちらも書いておきます。

電子機器を使える!!って反応してることで喜んでいるのではないですか?

メールの内容が考えていることを素直に出してしまっているので、間違った解釈などで伝わってしまったかもしれません。

僕が小学校6年生の子よりも保育園児でもできる!うちの子すごい!!と伝えたかったのではなく

保育園児ですでにできることも多い、大人が子どもの可能性を信じてあげればきっともっといろんなチャンレジができる!

ということを伝えたかったんだなと廣野さんの問いから気付きました。

実体験 体感して 語彙を広げていく時期なのですが・・・大丈夫ですか。

この辺りですが、僕もいろんな実体験や、体験・体感が大事だなと思っています。

この文面だけだと、タブレットを渡して放置して、喜ばせてるって感じてしまったかもしれません。

これだけやってるわけではなくて、公園に行ったり、友達と遊んだり、いろんなワークショップをさせたり…ということを家族でお出かけをしながら週末にやっています。

いろんなことに触れて、その帰り道で「あれ楽しかったね!」「これ良かったね」みたいな話しをしながら
帰るのがとても楽しいし、「特に何が良かったの?」と問いを立てることで、子どもにとって良い気付きになっています。

タブレットももちろん、放置ではなく、時折様子を見て、これは「どういう風な感じで作ったの?」とか、「これいっぱい見てるねー、何が好きなの?」とそこからコミュニケーションを広げていく感じが一番良いかなと思います。(絵本と同じみたいな感覚です)

子どもは自分で自由に好き勝手にやって、やり放しにしてしまい、何が良かったか、何がすごかったのか?を気づかないと受け取れないことがあります。
そこを親が仲介に入って、「今やってることはすでにこんな成功してるよね」って気づかせてあげる。

そんなことをやっています。

文章の伝え方はまだまだ工夫していきますね。
読んでいただきありがとうございます。