先生の幸せって考えたことありますか?
僕たち、教員支援ネットワーク T-KNITの活動も先生たちの負担を軽減しよう!から始まっています。
やっぱりそれは先生たちの中に
「幸せじゃない」って呟く人が多かったからなんですね。
僕はそれをたまたま生で聞いている立場でした。
でも、それを決して外には見せてはいけない…
そんな小さな小さな声だったのです。
それを聞いたのが約10年前。
今では多くの人が
「先生が大変だ!」って気づいたと思います。
そんな同じ志を持った方とたまたま出会ったので、
今回はゲストにお呼びしてみました!
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今回はゲストは教育原始人さんのピニオンさんです。
『先生の大切な人を大切にできる教育を』ってことをお伝えします。
ラジオのURLを置いておきます。
「先生はどうやったら幸せになる?」って
考えながら聞いてみてくださいね。
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先生たちはどんな風に大変だったのか?
僕が教員支援をやろうと思ったキッカケは、まさにICT支援員をやっている時でした。
その時、先生は
「アンケートがクリアできません!」と電話がかかってきたんです。
アンケートがクリアできないってなんだろう?
行ってみると、ウェブ上のアンケートで100問の質問に答えないといけない。
それを[送信]のボタンを押すと、なんとタイムアウトという文字が!
つまり60分以内に100問に答えなければいけないという、IT苦手な先生にとっては超難問のアンケートだったのです。
このアンケートがいつまでなのか聞いてみると…
「はい、明日までなんです…。だからどうしても今日!やっておきたくて…!」
時間にすると一つの問いにつき、40秒しか与えられていない…。
素早く入力しなければ無理だと思い、
僕は入力。そして先生が口で答える。
そんな方法でアンケートをクリアしよう!
どんどん答えが入力され、丁度40問目くらいにさしかかった頃…
職員室の扉から
「先生、ちょっと相談できませんか…」
なんと子どもが入ってきました。
その時、僕たちは入力中。
わざわざ僕が来て、入力していただいている。
途中でストップはできない。
提出は今日中…
そんな中、先生がとった行動は
「ごめん!明日聞くね!!」
こんな返答をしてしまったのです。
子どもは目に涙を浮かべて去っていきました。
これは悪いことをしたと思い、聞いてみると
「これはよくあることなんです。仕方ないんですよ。明日じっくり話しを聞きます!」
その時はそれで済みましたが、ほんとうにこれでいいの?
僕の中には疑問が生まれました。
先生の負担は子どもの不幸せに繋がるかもしれない
アンケートって本当に子どものために繋がるものか?
間接的に役には立つけど…
そんなモヤモヤを感じながら、僕は考えていました。
この子が切羽詰まっていて…もし『明日』という日が来なかったら…?
そういう事態が起こっているから、子どもの自殺者も増えているんじゃないか?
先生の負担はそのまま子どもたちの悪影響を与えていくのかもしれない。
どうしたら先生の負担をなくすことができるんだろう?
その時から僕は先生の負担を取ることを考えました。
校務的な負担
授業的な負担
連携的な負担
そして、先生個人の心理的な負担
さまざまなところに目を向け
小さいかもしれないけど、決して諦めずできることからやっていこうって決めた日でもありました。
今回のピニオンさんとのお話を聞いて、自分の気持ちが呼び起こされる会だったなって思います。
皆さんもぜひ聞いてみてくださいね。
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