こんばんは!

教員支援ネットワーク T-KNITのいがぐりです。

普段は私立の中高教員をしており、個人でもブログを書いております。

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みなさんにとって自信のあるものは何ですか?

どんなことでも最初は全然できずにうまく行かないことがほとんどです。

最初は誰でも初心者です。

🤦‍♂️悔しいけどどうすればいいか分からない

私は理系クラスの高2の担任をしています。

理系科目はやはり文系クラスと比較して難しい部分もあるので、テストで苦戦している人もほとんどです。

私自身も高校時代は一番勉強時間をかけていた数学の点数が全く伸びずにいつも悔しい、悲しい気分になっていました。

むしろ数学しかやっていないという試験もあったのですが、それでも数学の試験が一番成績が悪かったのを今でも覚えています。

それ以外にも中学生の時にやっていた通信教育。

英語が苦手だった私は右も左も理解できず、本当に自尊心をたった一枚紙切れに書いてある問題に削られていました。

それと同じく私のクラスの生徒たちも成績で苦しんでいます。

結構やっているはずなのに、悔しいけどどうすればいいか分からない。

こんな生徒がたくさんいます。

🔥やるしかない、そして頑張っている

とはいったって、できないのであればやるしかありません。

「やり方が分からない」というのは現代においては非常に怠惰のようにも感じます。

やり方はむしろ無限大、やり方が分からなければGoogleでもYouTubeでもchatGPTでも聞く先は大量にあります。

そして、出てくるコンテンツはそんじょそこらの教員がやるよりかよっぽど分かりやすいものばかりです。

果たして本当にそういったところを使い倒しているのでしょうか。

できないといってもまずはやるしかありません。

まずはここに気づくことではないでしょうか。

できるできないと自分の実力を卑下するのではなく、まずはやれるだけやってみないと自分の能力も分かりません。

その上で頑張っている自分を認められるようになるのです。

いずれ学力もついてくるはずです。

👩‍💻テストの点数が全てではない

確かにテストの点数をもとにしてほとんどの成績がつきますが、人生100年時代。

その長い人生においてテストの点数はどれほど大事なものになるのでしょうか。

おそらくほとんどと言っていいほど、重要なものにはならないはずです。

努力をしてテストで点数が取れれば、その分自身も着くかと思いますがそれを全てと思ってはいけません。

大事なのはその姿勢とその上で頑張っている自分を認めるということ。

やり続ければいつかはどんな形かは分かりませんが、報われる瞬間があるはずです。

大人として目の前がテストの点数だけになってしまう生徒へどのように関わってあげるのか。

たかがテストの点数で落ち込んで、この世の終わりみたいな顔をしてしまったりヒステリック気味になってしまう子にどう対応してあげるのか。

担任としてもこれまた新しい悩みを抱えています。