テーマ「性教育」でLHRを開催しました。参加者の皆様ありがとうございました
今回のテーマは僕自身今まで避けている部分がありました。というのも、僕自身、性教育を受けた記憶がほとんどないし、また現在も性教育を生徒たちに実施したこともなく(ゲストティーチャーによる講和は年に1度は実施しているものの)、何を話したらいいのか検討がつかなかったからです。しかし、ニュースでは望まれず産まれた子供の死亡や、性犯罪の報道、そして日本の伝統的な男らしさ・女らしさがタブーのようになってきているような昨今、「性」というものには向き合わなくてはならないと感じ、今回のテーマで実施しました。
「性」というものを考えると、非常に幅が広いということが今回痛感しました。男女の生殖的なものから、ジェンダーの問題、さらには性差別やセクハラ・パワハラまで、一言ではとても言い表せないくらい多くの問題が存在していることを改めて知りました。だからどこからどこまでを「性教育」として線を引くのかが非常に難しいと感じました。ただ、一つ言えるのは、私たちが「性」について考え、学ぶ機会が圧倒的に少ないということ。これは子供だけでなく、大人たちも真剣に向き合う必要があると思いました。僕は幸いにもこれまで「性」について悩んだことはほとんどありませんでしたが、何気ない一言が他人を知らず知らずに傷つけていたり、今も悩んでいる人がいるということを知っていく必要があるな、と感じました。
今後は、さらに細分化してディスカッションする必要があると思うので、また取り上げたいテーマの一つとなりました。
次回のLHRは12/3(土)、21:00から。テーマは「子供の放課後の過ごし方」ですhttp://ptix.at/EHsipi