こんばんは。
教員支援ネットワーク T-KNITのいがぐりです。
普段は私立の中高教員をしており、個人でもブログを書いております。
よろしければ、ご覧ください。
FacebookにX(旧Twitter)、InstagramにTikTok、最近ではBeRealとSNSは数多くその種類も様々です。
皆さんも何かやっているものはありますでしょうか?
今回は最近リリースされた中学受験用のSNSについて考えていきます。
🏫学校現場も広報活動を
中学受験ですので、主に私立学校の話しになってしまいますが、私立学校も入学者を確保するためにさまざまな広報活動を行います。
塾回りや説明会、個別相談会にクラブ体験と方法は多岐になります。
そんな中で近年、SNSを広報活動に積極的に取り入れる学校も増えてきています。
私の知る限りでもちらほら。
学校には大体ブログというものが存在しているのですが、これは数十年前のブロガー全盛期の名残だと思っています。
そのときには最先端だったブログというものがいまだに教育現場には根付いて使われているのかと。
しかし、ブログというものは見たいと思っている人が自ら足を運ばないとなかなか見てもらえません。
一方でSNSは幅広く、SNSごとに利用層の違いはありますが、情報が人を選ばずに公開されるためにより多くの人の目に触れる可能性が高くなるのです。
📱新しいSNSどうなるか
そんなななか、先週新しい教育用のSNSが生まれました。
教育版SNS Inter rdu というものらしいです。
さっそく私も登録してみました。
まだ、登録者数も少ないようで学校関係者ばかりですが、こちらが見ずからその学校の情報に出向かないと分からないような情報にも触れられるために、いろんな学校を見つけられます。
受験校選びはどうしても、近隣の学校や誰か知り合いが通学していて知っている学校というところから入られる保護者の方がほとんどです。
中学受験を考え始めた最初の入り口で見える学校数というものが以外にも少なくなってしまっています。
このInter eduがあれば、そういった情報が少なくなることもなく、入学したあとのミスマッチも避けられるのではないでしょうか。
また、学校の情報を適宜知ることができるために情報の見落としも少なくなるのではないかと思います。
🔲学校と社会も障壁がなくなっていく時代
学校は比較的閉鎖的な空間であると言われます。
そのために保護者会や学校公開日を設けて社会に対しても開かれた学校つくりを実施しているところがあるのですが、これからはそういった必要もなくなっていくのかもしれません。
SNSやインターネットを通して適宜学校の情報を公開できるために、学校のリアルを誰でも知ることができ、企業や外部団体との連携も取りやすくなっていくのでしょう。
当然、それを拒む人もたくさんいると思います。
授業をほかの先生に見られるのが嫌という人が多いように、自分の世界で自分たちだけの空間でやった方がのびのびとできると考えるのだと思います。
確かにそういった意見や想いがあるのも分かります。
しかし、時代が変われば学校現場も変わらざるを得ません。
学校も閉鎖的に限られた人員の中で教育を行っていくよりも、社会に開かれた中で必要な力を借りながら社会全体で教育を行っていくという時代に変化していくのでしょう。