学校といろいろと関わっていると、「あ、これはめっちゃ意味ない時間だな」って思うことが多々あります。
これを僕は『学校の予定調和』って呼んでいます。
学校に関わっていて、感じたりするけど、口に出せないことってあったりしませんか?
僕が一番特に感じるのは『学校運営協議会』の集まりの時です。
もちろん、悪気があるわけじゃないし、みんながみんな頑張っています。
でも、頑張っているだけで効果がないかもしれない…
そういうことは第三者である目線のほうが気付きやすいです。
そうしたら、僕が改善できるかもしれない
そう思って、嫌味にならないように改善を提案したり、どうしたら改善できるか?という代替案を出したりします。
相手側からはちょっと嫌かなって思うかもしれないし、言う側も怒られるかもしれないって思うかもしれないけど、僕はそれを敢えて言うってこと大事だなって思って今回はその学校の予定調和を口に出してみました。
↓
『学校の予定調和をぶっ壊せ!』
ラジオと記事のURLを置いておきます。
「これってなんでやってるんだろう?」って一緒に考えながら聞いてみてください。
記事を見る:こんなコミュニティ・スクールは効果ない!?
※ぜひ聞いたらイイネ!や、コメントお待ちしています!
学校の予定調和はなぜ起こる?
僕が見ていて、学校には予定調和がすごくよく起こっていると感じます。
- もう結果が見えている会議
- 意味のない評価システム
- 校内に蔓延する言ってはいけないという空気
などなど、あげればキリがありません。
では、この学校の予定調和はどうして起こるのだろう?って少し考えたりします。
もちろん、いろんな原因はあるんですが、一番は『誰も改善できなくなってしまったシステム』だと思っています
学校の先生は異動があります。
誰かが一生懸命作ったシステムがあって、はじめはとても良く回っていたシステムだったとしても…
その先生がいなくなってしまったら、どんな想いでそのシステムができたのかが分からなくなります。
さらにこの作られたシステムはよく分からないまま運用が継続され、見直されることもないままになっていきます。
そして、ルールだけが残り、誰も改善できない状態になり、理由が分からないまま継続するということになって、しかも、それが積み重なっているということなのかなと思っています。
どうやったらシステムを組み替えられるのか?
ルールや、システムは今、その場に合わせて変更していくのが正しい運用だなって思います。
そのために必要なのが【対話】です。
しかし、その対話をする場自体がほとんど設けられていないのが学校という場です。
一番のポイントとなるのはPTAや、学校運営協議会など、保護者や、地域が関わってくる場が一番のチャンスだなと思っています。
なぜかというと【現場の人間だけでは気づかないことに気づける】からです。
そのためにも保護者や、地域の人は、違和感を感じたら、素直に言うこと。
「これ言ったら変に思われるかも?」って気にしてしまったら改善の種が失われてしまう。
だからこそ、変だな?って感じた違和感は素直に言葉にしてみるということを大事にしてほしいなって思います。
記事を見る:こんなコミュニティ・スクールは効果ない!?
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