学校を変えたい!って思ったことはありませんか?
教育が変だなーって思ったことがある人は誰でもそういうことを思ったことがあるハズ…。もちろん、僕も思ったことがあります。
でも、多くの人がぶち当たるのが壁。
- えー、それって難しいですよね
- えー、もっと良い方法はないんですか?
- えー、これって誰が責任もってやるんですか?
ちょっとフランクに包んでますが、何かやろうって学校に提案すると、こんな返答をいただくことが多いです。
でも、学校を変えるって意外とかんたんにできるかもしれない。なぜなら今回ゲストでお呼びした方の学校では子どもが公立学校の仕組みを変えているからです。
↓
『子どもの意見を聞く大切さ』
ラジオのURLを置いておきます。
「自分ならどうやって変えるだろう」って一緒に考えながら聞いてみてください。
※ぜひ聞いたらイイネ!や、コメントお待ちしています!
子どもが学校を変えていく?
今回のお話では子どもが「ノートを買うのをやめたい」ってお話です。
この言葉だけ聞くと「おいおい」って言いたくもなると思います。
でも、この子どもはちょっと違っていて、なぜノートを買うのをやめたほうが良いのか?という理由を懇切丁寧にまとめあげ、意見書として提出していたのです。
そのあまりの出来事に先生は感動。
これを本当に実現しようと学校長に掛け合い、実現に向けて動き出しているとのこと。
子どもの意見は素直で正直で、そして的を得ています。
なぜなら学校のサービスを直接受けているのは子どもだからです。
サービスを受ける人の言葉が通らないのは誰のためのサービスなのか分からなくなる。
その言葉を子どもとして見るのではなく、一人の人間として本気で受け取る姿勢を作ること
これが今回の話しでは大事なポイントだったなと僕は思っています。
権限は誰が持っているのか?
学校現場は権限を持っている人が重視される世界です。
年功序列が…という仕組みは年齢という概念がある限り今後も変わらないでしょう。
ただ、権限は違う。
今回でいうと何も権限を持っていない子どもが学校を動かし始めたということです。
では、なぜ変わっていっているのか?というと、2つのポイントがあります。
- 子どもが達成したい事柄を相手を納得させられる以上の内容でまとめあげてきた。
- 言ってもらったら本気で動きますという心構えが大人側にあった
ということ。
まず、1の子どもが本気で調べ上げてきたというのがポイント。
これは大人も参考にしたいですが、言うだけだったら誰でもできるんです。
でも、「いや、まさかここまで調べて、考えてくるとは思わなかった」と相手の想像を越えて圧倒されている状況になることが大切です。
この圧倒というのは感動すらも越えていて、ただただ相手の凄さに感心している…そんな状態です。
この状態を作り出すことで、相手に話しを聞いてもらえる隙ができます。
そして2。
大人のほうにもその話しを聞いて、動いていこうというキャパシティがあったということです。
言うなれば余白や、余裕とも言えるものですが、言ってもらったら本気で動くという考えが最初からあったんですね。
それを1の本気度が火をつけて、学校を巻き込む形になっている…という。
大人はすぐできない理由をつけて、あれはダメ、これはダメと考えたり、逃げたりします。
でも、相手が動きたくなるまで自分が動けていないんだって思うこと。
そして、みんな自分を試しているんだ!!という勘違いをして、突き抜けている資料や、内容にした時、相手が勝手に動いてしまう。
そういうものなのかなって思ったりしています。
他人のせいにする前に自分を見直す。
何かをやりたいと思ったら、まず自分を変えるところからやってみましょう。
※ぜひ聞いたらイイネ!や、コメントお待ちしています!