8月21日にオンライン(Zoom)で令和6年度-笠間市コミュニティスクール研修会-学校との連絡・調整について-を開催しました。
地域学校協働活動推進員を対象に質疑応答の形をとり代表の塩畑が答える形をとり、学校と地域間の連絡や調整の仕方を実際の活動の話を聞きながら意見を出し合いました。
推進員として仕事の範囲の線引き
地域学校協働活動推進員としての活動は多岐に渡るもので、ときには推進員の業務の範囲内なのか曖昧になることもあります。
その業務をやるべきか迷うケースもありますが、そんなときに重要なのが「学校のグランドデザイン」。
文部科学省においてグランドデザインは「学校の教育ビジョンを具体的に言語化したもの」とされていますが、これに沿っているかどうかがポイントです。
連絡手段は状況や人に応じて変わってくる
推進員が学校に連絡を取る手段としては主に「電話」「メール」「直接会う」などがあります。
たとえば世代によってはメールが苦手で電話の方が連絡しやすいという人もいます。また、忙しくてメールや電話に出れないパターンもあり得るため、その場合は直接会った方が早いということも考えられます。
また、地域や学校によってはたとえば学校の教員と保護者がLINEの交換を禁止している場合もあるため、その辺のルールの確認も必要です。
人や年代、状況などによって適切な連絡ツールは異なってきますので、臨機応変に使い分けていきましょう。
意見を粘り強く言い続ける
代表の塩畑の実体験も交えながらの話になりました。
たとえばある学校で「地域の人を給食に呼びたい」という案を学校(教頭)に話して最初は反対されました。それでも校長や事務、給食担当の先生など様々な人に話をして最終的に実現することができました。
あきらめずに言い続けることも大事ですね。
結局はコミュニケーション
今回の研修会は地域学校協働推進員が学校との連絡調整を行う際に、具体的な課題や解決策、そしてコミュニケーションの重要性を再認識することになったと思います。
地域も学校もそれぞれ意見や持っている感覚などがあるので、上手く折り合いをつけられるようにしたいですね。