NPO法人 教員支援ネットワーク T-KNIT
代表理事のソルティーです。

子どもに対して『教育』を押し付けてしまう先生になっていませんか?

これは当人ではなかなか気づかないのですが、授業や学校が、先生のための教育になっていることがよくあるんです。

大人の枠にはめてしまい、子どもの主体性を引き出せない。そんな学校教育になっていることが多くなっています。

主体的で対話的で深い学び…と言われている教育なのですが、そもそも子どもたちが学校に行きたい!って思えているか?

今回はそんなお話をお伝えします。

『まずはやってみることが大事』

今回はパーソナリティーのrinrinさんのラジオからです。

よかったら「どうして大人の言うことを聞かないほうが良い?」って
一緒に考えながら聞いてみてください。

台風でも子どもの方から学校に行きたい!

rinrinさんのお子さんはIB教育(国際バカロレア)の学校に通っています。

そこでは子どものチャレンジ性、主体性を考え、一人ひとりの子どもにカリキュラムが作られるそうです。

あまりにも学校が楽しくて普段から「学校に行きたい!」と声があがり、台風が来ていても学校に行きたいと親に頼み込むほど。

これが公立の学校でありえるでしょうか?

「早く休みにならないかな」
「授業がつまらない」
「宿題なんてやりたくない」

なんて声が公立では多いかと思います。

IB教育では全く逆に子どものほうからやらせてほしい!と言われるくらい。

それくらい子どもの主体性が強いのです。

IB教育が目指す学習者像

IB教育では

  • 探究する人
  • 知識のある人
  • 考える人
  • コミュニケーションができる人
  • 信念をもつ人
  • 心を開く人
  • 思いやりのある人
  • 挑戦する人
  • バランスのとれた人
  • 振り返りができる

こんな子どもたちを育てています。

この目指す姿は公立学校でも同じな気がしますね。

では、なぜIB教育では達成できて、公立の学校では達成できないのか?

それはいろんな原因があると思いますが、『学校ではこうあるべき』という決めつけがあるのかなとも感じています。

子どもにチャレンジをさせたいなら
大人がチャレンジする

子どもの主体性を育みたいなら
大人がまず主体性を持って行動する

子どもは大人の写し鏡。
相手にさせるなら自分からまず率先してやってみる。

その姿が子どもたちにも伝わるのかなと思います。