今回、NPO法人6時の公共から、コミュニティ・スクールに関する研修会の講師としてお招きいただきました。
『6時の公共』は、公共のあり方を根本から問い直し、私たちの社会がより良くなるための活動をされている千葉県の団体です。
その活動の一環として、今回はコミュニティ・スクールをテーマにした研修会をご依頼いただきました。
参加者は行政職員多め
研修会に参加された皆様の顔ぶれが、いつもお話ししている方々とは少し違ったので、伝え方を変える必要がありました。
これまでの研修では、地域のボランティアさんや学校の先生方が中心でしたが、今回は市議会議員の方や、国の省庁、県庁の職員の方々がたくさんいらっしゃいました。
そのため、これまでのスライドのデザインや文言を全て見直し、専門用語を避け、誰にでも伝わる、わかりやすい言葉に置き換えました。
具体的なイメージを持っていただけるよう工夫し、参加者の皆様が「なるほど!」と感じてもらえるような内容にすることを一番に心がけました。
まちづくりのキーパーソンが動けば確実に変わる
今回の研修会は、社会全体を動かす大きな可能性を秘めていると感じました。
これまでの研修は、地域や学校という「点」の活動を強化するものでした。もちろん、その活動も大切ですが、社会全体に影響を与えるにはもう少し踏み込んだ働きかけが必要です。
今回は、まさにその「社会全体」に影響力を持つ方々、つまり市議会議員や省庁の職員の方々が参加されていました。
もしこの方々が研修で得た学びを、それぞれの持ち場に持ち帰ってくださったら、コミュニティ・スクールの活動は一気に加速するはずです。一般質問で取り上げてくださったり、新しい制度作りに繋がったりするかもしれません。
影響力のある方々にこそ、コミュニティ・スクールの重要性を伝え続けることが大切だと改めて感じました。
研修がパワースポット化
研修はとても楽しく、熱気のある雰囲気でした。
なかには、体調が悪い中参加されたスタッフさんが、「研修を受けていたら楽しくなって、風邪がどこかへ行ってしまいました!」と嬉しい感想を教えてくださいました。
研修がまるで「パワースポット」のようだと言っていただけたのは、本当に光栄です。
「楽しく学べる研修」は私たちの強みの一つだと考えています。これからも、参加者の皆様がポジティブな気持ちで学べるような場を提供し続けたいです。
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コミュニティ・スクールは、まだまだ広がり始めたばかりです。
NPO法人 教員支援ネットワークT-KNITは、これからも学校と地域、そして社会全体をつなぐ架け橋として、活動を続けていきたいと考えています。
コミュニティ・スクールを本格的に導入したい、地域全体で子どもたちを育てていきたいなど、ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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