社会教育士ラウンドテーブルを宇都宮大学と共催し、実施しました。

社会教育士は令和2年度から生まれた新しい称号ですが、まだまだ繋がりが浅く、受講者同士は仲良くなるものの、その他の社会教育士とは繋がりが生まれにくいなと思っていました。

そこで、社会教育士が集まるコミュニティとなる部分を作ってみたいと打診し、茨城・栃木の社会教育主事講習の実施会場である宇都宮大学に受け入れてもらって、開催できたのでした。

今回のラウンドテーブルは一言でいうと、「誰もが気軽に発表できる場所」だったかなと思います。総勢約90名の方に参加していただきました。

一般参加者から発表したい人を募る

今回のラウンドテーブルは誰か講師を呼ぶことはありませんでした。これは社会教育士として活動していることを話したいだろうという思惑があり、宇都宮大学の担当の先生からの提案でした。

誰もがそれぞれの立場で頑張っている。誰かが偉いわけではなく、みんなで共有し、作っていく場。そういう雰囲気を目指して、一般の方が手挙げ式で募集をしたのです。

本当は10名くらい集まれば御の字くらいに思っていたところ、17組の申込みがあり、総勢20名くらいの発表者が集まりました。

ラウンドテーブル 発表者

みんな話したいことはたくさんあるんだなぁと感じましたし、これだけ熱量がある人の実践はどんなものなのか?と皆さんの興味が湧いたのも良かったと思います。

半日ともに過ごすと仲間になる

発表者の事例を聞き、それぞれが自由に話していくスタイル。それがラウンドテーブルなわけですが、本当の狙いは受講者同士で仲良くなってもらうこと。

「それ手伝いますよ!」
「今度見学していいですか?」
「もっと詳しく教えてください!」
「Facebookやってますか?友達になりましょう!」

こんな風に同じテーブルでずっと語り合った方々は、いつのまにか友になっている。

休憩時間中のラウンドテーブル

こういう繋がりをしっかりと作りたかったので、実現して良かったなーと感じられました。

継続的な繋がりを作る

実はラウンドテーブルだけで終わるつもりは最初からありませんでした。

そもそも社会教育士という称号をとっても、なかなかメリットは浮かびません。でも、海外などの事例から見るとこういう地域の課題を集め、人的資本で解決していく人はしっかりと仕事・職となっています。

しかし、日本ではそこまでではありません。それはまだこの仕事の価値が社会に認知されてないからかなと。

社会教育士として学び合い、社会教育士の価値を広めて、しっかりと仕事にしていくという目的を持ったコミュニティを作っていきたい!そうして作ったのがコミュシティというオンライングループ。

ラウンドテーブルは年に1回程度しかできないので、コミュシティはもっと緩やかに、もっと頻繁に、継続的に学びたい人、繋がりたい人を集めたいなーと。

社会教育士と銘打っていますが、社会教育や、コミュニティ・スクールに関連がある人、興味がある人など資格は問いませんので、興味があればぜひ一緒に学び合いましょう!

参加はこちらです。