職業ではなく生き方を選択する時代

これまでの教育の考え方、もしかすると社会全体の考え方として、「〇〇になる」ということがとても大事にされてきたように思います。

教師になる。弁護士になる。ケーキ屋さんになる。アイドルになる。海賊王に俺はなる。

この「〇〇になる」というのは分かりやすい目標で、それに向けて努力を重ねていくという筋道は日本人にとって得意な分野だったかもしれません。

しかし、変化の激しい社会と言われ、AI化やオートメーション化が進む世の中において「〇〇になる」という考えで立ち止まるのはとても危険であると考えます。なぜかいうとあらゆる職業の寿命が短くなっていくからです。

新しい職業として注目されたものにYoutuberがありますが、すでに飽和状態になっておりYoutubeだけで食べていくには厳しい状況にあるようです。Youtuberが認知されてからたった数年でです。

教員もこの流れをまともに受けることになります。従来の板書を中心とした授業に終始するなら、〇進ハイスクールの神授業を見せた方が絶対にわかりやすい。そうなった時に教員はどうしていかなければならないのか?

その動画をモチベーション高く見せることができるコーチング的なスキルが必要になってくるだろうし、学んだ内容と社会の繋がりを伝えられるようにならなくてはいけないだろうし、そもそも学ぶことの意義を対話できなくてはいけなくなるでしょう。

教員という仕事はしばらく無くならないとは思いますが、これまでの仕事内容とは大きく違っていくことになります。

どう生きたいかを語る

そこで表題の「どう生きたいか」を語れるようになるということの大切さです。

これから就職していく生徒学生たちは、ほとんど転職を経験することになるでしょう。もしかしたら、就職や転職といった考え方そのものが無くなっていくかもしれません。その時に何を指針に進む道を決めれば良いのか。

それが「どう生きたいか」になります。

目標に比べると「どう生きたいか」は非常に曖昧で抽象度が高くなります。そして自分の人間性そのものが表に出ることになります。これは日本人が苦手にしている最たるものではないでしょうか。

しかし、もうここに手をつけなければならないところまで来ています。最初は、戸惑うかもしれないし、恥ずかしいかもしれないし、うまくは語れないかもしれません。でもやるしかないのです。

日本人の勤勉さにそれが加われば日本は最強になるでしょう!そんな教育を目指して毎日教員生活を送っています。

ちなみに私の「どう生きたいか」は、、、

「常にチャレンジし続け、変化を楽しみ、自分と周りを豊かにする」です。

これは変わっていくかもしれませんし、変わってもいいんです。

皆さんも「どう生きたいか」を一度考えてみてはいかがでしょうか?