学校での行事や、取り組みで「ん?」と思うことはありませんか?
学校はたくさんの取り組みがあります。
しかし、それが子どもを育む上で、本当に効果があるかどうか?って視点では検証されないことがあります。
その上で本当に大事なのは、俯瞰的な視点を持って行動を起こすこと。
本当に良いのかな?
なんでやってるのかな?
そういう視点で見て、そして、相手の立場も知って、その上で意見をする。
でも、これって一体どういう風にやればいいの?って悩む方も結構いらっしゃるんですよね。
今回はこの俯瞰的な目線を見る方法について、ちょっとプチ情報を出してみようと思います。
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今回のパーソナリティーはミナミさんです。
『クリティカルシンキング(批判的思考法)』ってことをお伝えします。
ラジオのURLを置いておきます。
「自分だったらどうだろう?」って考えながら聞いてみてくださいね。
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“正しい”とは何か
僕が学校と関わらせてもらっていると”正しい”ことの押し付けなんじゃないか?って思うことがあります。
僕の長男は不登校です。
いじめられたとか、発達障害が…とかではなく
なぜ学校に行かなければいけないのか?
好きなことだけやってちゃいけないの?
みたいな考え方から学校に行かないという選択をしています。
それは大多数の大人から見れば『逃げ』に見えることもあるでしょう。
でも、僕はそこを無理やり行かしたりというのは、ちょっと待とうかなって思ったりしています。
なぜかというと、立ち止まって考えるということは子供にとって貴重な体験だからです。
社会人になってしまうと立ち止まって考えることって長期的な休みを取らない限り訪れない。
逆に言うと貴重な体験です。
ここで自己対話を増やし『自分ってなんなんだろう?』って考えるのは、真の大人になるにあたって、本当に大事なんじゃないかと考えているんです。
しかし、学校の先生はどうしても
「今日は顔が見たいな」
「10分でも良いから、とにかく学校に来てほしい」
そんな言葉を多く言います…。
もちろん、その裏には教育委員会からの出席調査などがあり、安易に不登校を作らないという意図があるのも知っています。
しかし、その目的のない「学校に来てほしい」は子供に見透かされています。
「先生は僕のこと何にも分かってない」
そう漏らすこともある長男。
先生との対話もつまらなそうです。
それもそれで良い成長の糧だなと思いつつも、もっと子供の真の成長を考えた対応ができたら、逆に先生自身の心理的負担ももっと減るんじゃないかなって思うのです。
自分以外を上手に利用する
今まで当たり前になっていることに「これは変じゃないか?」って考える。
これがクリティカルシンキングの醍醐味です。
そして、ただ批判するだけじゃなくて、自分の立場の主張と、相手の立場の主張の相互理解を深め、その上で最適解を考えていく…。
クリティカルシンキングは言葉にすると簡単ですが、やろうと思うと相当難しいものだって分かると思います。
当たり前になっている日常から脱するためには2つの事柄が重要だと思います。
①俯瞰的(相手の立場を理解し、自分も理解する)を大事にする
②相手を通して自分を知ろうとする
これがクリティカルシンキングのコツだなと。
特に自分の考えは自分で見ようと思うと、なかなか出てきません。
「何考えているの?」って自分に問いかけてもなかなか答えが出ないのです。
そんな時は他人から問われた時に何も考えずに、無意識で答えた言葉。
これが自分が考えている言葉です。
相手の立場を知って、自分の気持ちを話す。そしてそれをまとめる。
これだけでクリティカルシンキングが深まっていきます。
時間はかかると思いますが、『相手を上手に使う』ことで
最適解に近づけるので、たくさんいろんな人と会い、自分もたくさん話しをしましょう!
※そういう自己成長のために第一、第三土曜日の夜にLHR -Learn Hack Room-を開いているので、ぜひ活用してくださいね。
では、また。
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