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教員支援ネットワーク T-KNITのいがぐりです。

普段は私立の中高教員をしており、個人でもブログを書いております。

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みなさんは、学生時代の文化祭の思い出はありますか?

私は高校3年生最後の文化祭、こういった行事には面倒くさくてなかなか積極的に参加しないのですが、このときだけはなぜか熱心に熱湯の中に手を突っ込んでホットドッグ作成に勤しんでいた記憶があります。

今日はそんな文化祭について私のクラスの現状なども含めて書いていきます。

⛲授業よりも試験よりも行事

高校生活の思い出に何が残っているかと思い返してみると、やはり授業や試験といった勉強に関係のしている者よりも、よっぽど行事の思い出が残っています。

ただ、体育祭も文化祭も体験学習も積極的に自分が率先して何かをやるということは一切考えていませんでした。

当時は行事のたびに、「授業がなくなるしラッキー」程度にしか思っていなかったのですが、今思い返してみると、そういった場面こそよく記憶に残っているものです。

そう考えると、ちょっと強引にでも担任の教員が生徒の背中を押して行事に参加させていくのも、もしかしたら大事な教育なのかもしれません。

私は基本的にはやりたいことをやりたい人がやりなさいスタンスなので、参加をあまり前向きにしていない人がいたとしても、それをクラス内で許している雰囲気があるのであればいいと思っています。

しかし、それは子どもたちの大事な記憶となる重要な場面つくりを見過ごしているようなものだったのかもしれません。

💭教育的意味合いを忘れない

そもそも文化祭は学習指導要領に定める学校行事の文化的行事に当たります。

この文化的行事の中では、「生徒(園児・児童)が各教科などにおける日ごろの学習や活動の成果を総合的に発展させ、発表し合い、互いに鑑賞する行事と、外部の文化的な作品や催し(小学校学習指導要領では児童の手によらない作品や催し物)を鑑賞するなどの行事とがある。」とあります。

つまりは本来であれば、その日限りの付け焼刃の発表というよりかは、継続的に学んできた何かの発表という風に考えるのが一般的なのです。

学校によっては体験学習などの調べ学習など、日ごろの学びをベースに文化祭を行っているところもありますが、ほとんどの学校が、何か制作物を作っての発表や出し物といった感じではないでしょうか。

まぁ、それもものの感じ取り方で日頃の教育活動を通して培った友人関係の発揮の場と考えればいいのかもしれませんが(笑)。

ただ、この本来の目的は絶対に忘れてはいけない内容でしょう。

🧺お化け屋敷✖、キッキングスナイパー✖、、、

さて、ではこれらを踏まえて私のクラスで何をやるかというと、さまざまな意見が出ました。

まぁ、定番のお化け屋敷だったりキッキングスナイパーだったり。

他校事例では、理系脳をふんだんに活用してコーヒーカップとかをやっていたので、ぜひいつかそれをやらしたいなとも思っていたのですが、、、。

ただ、子どもたちがやりたいと言っていたお化け屋敷、キッキングスナイパーは見事に抽選に外れ落選。

第3希望と用意していた動物園(子どもたちが動物に扮し、動物園を作る)は、倫理観はおいておいて、発想的には面白いなと思ったのですが、あまり乗り気ではないようで(笑)。

結果としてあまり聞いたことがないけどバラエティーにもよく扱われているダイタランシ―が案に出てきました。

単純にダイタランシ―をつくるだけでは面白くないので、これをどう活かしていくのか。

夏休み明けの文化祭が楽しみです。