広報の長池です。
3月28日に笠間市コミュニティ・スクール地域学校協働活動推進員養成講座を開催しました。21日にも開催しておりますが、今回は大まかな内容は同じながら「企画」にも焦点を当てました。
21日の講座についてはコチラ:【笠間市教育委員会】笠間市コミュニティ・スクール地域学校協働活動推進員養成講座~地域との連絡の取り方、学校との調整の仕方~を開催しました。
何のため・なぜやるか?を忘れないこと
まずは「企画」をベースにした話で「企画で大切なこととは?」というお題で、結論としては「企画は何のため・なんでやるかを重視すること」。
これを怠ると手段が目的になってしまいます。例えば元々やっていたことを続けるかどうか話し合うとなったときにロクに話し合いもせずに「例年やってるから続けよう」みたいになることもあります。こうなっては続けることが目的になってしまい、元々何のためにやっていたかがおざなりになってしまいます。
縁には4種類ある
続いては縁の話。人や地域のつながりのような話ですが、実は縁には4種類あります。
- 家族の縁(血縁)
- 同じ地域(地縁)
- 同じ職場・同じ学校(職縁)
参加者に聞いたり世間一般ではこの3つはイメージしやすいですが今回強調したのは4つ目の「共感縁(目的縁)」。
趣味、興味関心で集まる、同じ目標・目的で集まる人たち(縁)のことで、コミュティ・スクールや地域学校協働というと、少なくとも学校や子ども、地域をよりよくしたいという思いは共通のはず。
そういう人たちが集まるのもまた「縁」かもしれませんね。
学校や地域の人との連絡の取り方
今回のテーマの中に「連絡の取り方」「調整の仕方」とありますが、学校と地域をつなぐにあたって円滑に連絡を取ることも重要になってきます。
仕事上普段からパソコン使うなどITに知識のある方だと、ZoomやLINEなども無難に使いますが、学校や地域の人を見ると必ずしもそういう人ではなく、むしろ少数派かもしれません。
そのため基本的にはメールや電話が連絡手段のメインになることもあります。場合によってはメールも苦手で電話でないと連絡が取りづらいという方もいます。取りやすい連絡手段も人によって様々だったり自分が使う連絡手段と違うことも多々あるので、しっかり把握したいところですね。
今年度は終わりますが
まもなく4月ということで今年度も終了ですね。
今年度は主に笠間市内でコミュニティ・スクール関連の研修などをやってきました。
この実績をもとに引き続き笠間市はもちろん、他の市町村にも活動を広げられればと思います。