広報の長池です。

2024年3月21日にオンライン(ZOOM)で笠間市コミュニティ・スクール地域学校協働活動推進員養成講座を開催しました。

T-KNIT代表理事の塩畑が登壇し、「地域との連絡の取り方、学校との調整の仕方」をテーマに主にコーディネーターに焦点を当てた会になりました。

学校と地域の連携が難しい

コーディネーターのやること

コミュニティ・スクールをやっていくうえで大事なことの一つが「学校と地域がいかに連携するか」。

コーディネーターは学校と地域の間の立ち位置になり、両方をつなぐような役割があります。

ただ、T-KNITの活動を通して感じますが、連携は意外と簡単ではないこと。

  • 一方の話だけを聞き過ぎてしまう
  • 現場のニーズとのズレ
  • やることが多すぎてパンクしてしまう

など様々な問題点が発生しがちです。

コーディネーターの問題点

コーディネーターは学校と地域の間に立つ者としての難しさがありますね。

できることをやっていく

今できることからスタートする

講座の中盤では参加者それぞれに「今の自分の立場でどんなことからスタートする?」というお題で各自意見を出してもらいました。

いろんな立場から様々な意見が出ましたが、決して答えが一つになるものではなくとにかくできることからやっていくことが大事ですね。

ちなみに実体験として喜ばれたこととしては、

  • 日程調整
  • 資料作成
  • 情報発信(チラシ、SNS、ブログなど)
  • 集まる機会を作る

などがあったそうで、各自のできることをやるだけでもだいぶ違ってきます。

学校や地域などのニーズも把握したうえで、できることを着実にやっていきたいところです。

コーディネーターがいると学校と地域の連携が円滑にできる

講座ではコーディネーターの役割を「活動のバトンを渡していく人」「活動したい人と活動してほしい人をつなぐ役割」としていました。

コミュニティ・スクールを推進するうえで地域と学校をつなぐコーディネーターは必要不可欠。

T-KNITでは講座を通じて学校と地域をつなぐ人の養成を今後もやっていきます。