こんばんは。

教員支援ネットワーク T-KNITのいがぐりです。

普段は私立の中高教員をしており、個人でもブログを書いております。

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8月も終わりに近づき、早いところではすでに学校が始まっているのではないでしょうか?

夏休み明けの学校は第2のクラス開きと言われるくらい、学校において重要な時期となっております。

皆様は夏休み明けの学校開き、何か気を付けていることはありますでしょうか?

今日はこの夏休み明けという部分について考えていきたいと思います。

🏫イレギュラーがレギュラーにレギュラーがイレギュラーに?

長期休暇に入ると、良くも悪くも生活リズムは普段と変わってきます。

我々教員の中でも、ゆっくりと休む日が続いたり、旅行に行っていつもとは違う生活になったり、早寝早起きに精を出してみたりとバラバラなのではないでしょうか?

そして、そういった日々決められた時に起きない寝ない生活が、1か月近くも続くわけです。

4月から生活が変わり、夏休み前までのところまでで生活リズムができてきていたのが一気に崩れてしまうわけです。

そして、休暇リズムが常態化していくわけです。

これも長期休暇明けの大変さにつながっているわけです。

夏休み明け、お休み気分が抜けないのは生徒だけでなく教員も。

もちろんそんなことはないというプロフェッショナルな先生もいるかと思いますが、いつも通りがなくなってしまうタイミングは大人も子どもも辛いものです。

⏲ゆったりと始めませんか?

長期休暇にあった研修で多くのことを学ばれた先生もいらっしゃるかと思います。

普段の生徒観とも少し離れて、教育の可能性にとことん出会えた日もあったのではないでしょうか。

私自身も夏休みに生成AIについてとことん学び、教育界のこれからの発展や教育者としての取り組みなど、最先端に触れてきました。

心は躍り、「こんなすごいことあるの!!」とすぐにこんなこともできそうとワクワクしました。

自分でいろいろと教育研究する場合には問題ないのですが、授業などの児童生徒へフィードバックするという点で考えると、やはり生徒観を考えなければなりません。

久しぶりの授業、児童生徒との対面。

様々な体験をして身体的にも精神的にも大きく成長した生徒もいます、中にはつらい経験をして気持ちが落ち込んでいる児童生徒もいるかもしれません。

夏休みはじめ、気持ちが上がっている先生もいるかもしれませんが、そこでトップギアで行くのではなく、生徒一人一人の夏休みのようすを聞くようなそんな時間を過ごされるのはいかがでしょうか?

4️⃣dialog4から始めてみます

私はこの夏休み期間に研修で学んだdialog4という対話ワークから授業を始めてみたいと思います。

4人1組の対話チームになって、互いの話の共有をしながら伝えることの難しさ、人とのコミュニケーションの不完全さについて気づかされるワークショップです。

私も実際に夏休み期間にこれを経験して、改めてコミュニケーションの難しさを知るとともに、誰かに自分のことを知ってもらうという嬉しさを感じられました。

もしdialog4についてお知りになりたい方は、ぜひご連絡ください。

授業は生徒が興味関心を持てるようにさまざまな仕掛けが必要になります。

しかし、生徒の授業への参加意欲を高めるのは教科性だけではなく、学年が低ければ低いほど担当の教員との関係性も大きく影響してきます。

夏休み明けの最初の1週間、ぜひ児童生徒との対話、交流の時間を大切にして、ゆったりと長期休暇明けを過ごしてみてはいかがでしょうか?