こんばんは!
教員支援ネットワーク T-KNITのいがぐりです。
普段は私立の中高教員をしており、毎日ブログを書いております。
よろしければ、ご覧ください。
みなさんの学生時代、クラスにどんな印象を持っていましたか?
私は今年、高校1年生の学級担任として学級経営に携わってきましたが、安心安全空間を生み出すことを意識して学級作りをしていました。
そして、物的にもリラックスができるようにとヨギボーを置いているのです。
本日は少し愚痴っぽくなってしまうかも知れませんが、よろしければお付き合いください。
みなさんはそんな教室をどのように感じますか?
👴呼び出しは突然に
そんなヨギボーを置いている教室ですが、新年度が始まって半年間は全くもってどの先生からも音沙汰ありませんでした。
生徒からは当然のことながら人気、他クラスの教員も放課後などにはリラックスをしにやってくるなどのようすは見られました。
新年度早々に何かしら言われるかなとは思っていたのですが、そんなこともなく平凡な日々が過ぎていました。
しかし、そんなある日突然管理職に呼び出され、撤去するようにとのお声がかかりました。
日直や学校説明会などもあり、結構早いタイミングでどの教員も私のクラスにヨギボーがあることは知っていたはずなのに、なぜか半年ほど経ってからの撤去の要請です。
まぁいずれ何かしらの声はかかるかなとは思っていたのですが、興味本位で話してみようと思い、「管理職になぜ撤去をすべきなのか」、「なぜ今このタイミングなのか」を聞きにいきました。
👿異例は罪、排除思考
当然、期待しているような面白い回答はありません。
ありきたりな学校あるあるの、「他クラスとの差が生まれてしまう」、「学校は公の場だ」ということで撤去をという意向でした。
これも当然考えられる話だなと思っていたので、「そもそもクラス担任生の時点で差は生まれるという事実」、「本来すべき掲示物や連絡をしていない学級を優先すべきではという点」、「企業では就業場所にこう言ったリラックススペースを設ける事例が増えている点」などを列挙したところ、管理職は説得モードから排除思考に。
色々と声が上がっているのでとか何かと納得のできない理由を並べてきましたので、埒が空かないと思い、「分かりました、片付けます。」の言葉を最後にいまだに設置されています笑。
ちなみにそれ以降、一度「早く片付けてください。」と声をかけられただけで何もありません。
結局のところ、その程度のエネルギーなのでしょう。
⤴️あれ、でも業者が積極的に!?
反抗的だな〜とか、いやでもヨギボーは教室においてもあまり意味がないんじゃないかなという声もあるかも知れません。
でも、ヨギボーが他社と連携してこんな取り組みをしています。
「学校にYogiboを置いたらどうなる?」教職員らでつくるNPO法人School Voice Projectが、学校の居心地向上を目指して、実証実験への協力校を公募
社会的にも実験的に置いて生徒の反応を見てみたいのでしょうね。
ある意味では最先端を行っていたのかも知れません笑。
でも、結局のところこれも目的だと思うのです。
私は私なりの目的があってヨギボーを置いてみました。
その目的以上に納得のできる目的があるのであれば、当然ヨギボーを撤去するのも厭わないのですが、あまりにも管理職側が分からないものだからやめておこうの頭を使わない雰囲気を感じたので、今回は一蹴してしまいました。
社会の変化を見ながら、どんな教育現場にしたいのか全員で話し合いながら教育できる学校になっていきたいですね。