教員で「幸せ」…これを感じている人はあまりいないと思っています。

  • 教員は常に忙しい、定時に帰れたことがない
  • やりたいことや、やりたい授業ができない
  • 保護者からのクレームがあって心が折れた

なんて、よくよく話しを聞いてみるとそんな言葉ばかりを聞きます。

学校はブラックだ…なんて話も聞かれるようになりました。

では、その中でも上手に生きている人はいないのか?

今回は教員でも幸せに生きているhopeful先生にインタビューをしてみました。

  • どうやって忙しいから開放されているの?
  • どうしてやりたいことばかりできるの?
  • 何から始めたら仕事もプライベートも充実するの?

そんな本気で改善しようと思っている学校の先生はぜひお読みください!

教員だけど自由で幸せになったhopefulさんの自己紹介

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ソルティー
今回はありがとうございます。皆さん、知らない方が多いと思うので、自己紹介をよろしくお願いします。
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hopeful
hopefulです。よろしくお願いします。僕、今、年齢が38歳で、中高一貫校の私立学校で英語の教員をしていて、13年ぐらいやっています。
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ソルティー
長いですね。
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hopeful
13年…そうですね、実はあの、その間2回採用試験受けていて、一回辞めてるんですよ。3年間やって、すぐ辞めて、違う仕事をしたりとか新聞記者をやったりとか。
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ソルティー
え、そんなんやってたんですか。
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hopeful
あとは通訳やったり、翻訳の仕事をしたりしていましたね。で、もう一回なんかお呼びがかかって同じ学校に採用試験を受け直したっていうなんか変な経歴ですね。
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ソルティー
変な経歴(笑)。おもしろい。
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hopeful
で、5年ぐらい前から、兼業?複業って言ってますが、今風で言うとパラレルワークかな?教員以外にも5つくらい仕事やってます。
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ソルティー
めちゃくちゃやってるじゃないですか(笑)。すごいですね。
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hopeful
昔は物販のビジネスをやったりとか、不動産投資をやったりとか、金融商品を扱う代理店やってました。

今は個人コンサルティングの仕事とかセミナーをメインでやってますね。兼業というかどっちが本業か分からなくなってきました。ハハハハ。
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ソルティー
まだ教員やっているからギリギリ兼業ですよ(笑)。
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hopeful
今回のインタビューの回答、ぶっ飛んでいるかもしれないですけど、まぁ、いろんな立場の人がいると思うんですけど、自由に聞いてください。
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ソルティー
そうっすね。人それぞれ感じたことが答えなので。
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hopeful
僕ねずっとここ数年高校生ばっか教えてて。高校の英語ばっかりやっていたんですけど、突然今年になって中学校1年生になったんです。
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ソルティー
え〜。大分、子どもの世界観が変わりますね。
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hopeful
そう。すごいなんか住む世界が変わり。でも、中1〜高3まで6年間持ち上がったこともあるので、どこを受け持つことも全然できるんですけど。
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ソルティー
なるほど。
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hopeful
まぁ、ただ、今年(2020年度)でやめます。はははは。
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ソルティー
さらなる自由への選択ってやつですね(笑)。

教員になった理由

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ソルティー
hopefulさんはどうして教員になったんですか?
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hopeful
あるあるなんですが、小学4年生の時の先生がすごくいい先生で良い教育に出会えたこと。

で、もう1つは、全くの真逆で先生にもうクソほど暴力を振られて。
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ソルティー
え!?まじですか?
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hopeful
ぼっこーんって吹っ飛んだとか、宙吊りにされた経験とか。
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ソルティー
やば、そんな…。
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hopeful
いや、本当にあったんです。中学校1年生の時です。

高校生のときはなんか、当時超進学校兼スポーツ進学校てか、スポーツも種目によってはその県1位みたいな高校に、当時総合選抜って言ってくじ引きで公立高校って選んでたんですね。
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ソルティー
うん。
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hopeful
そのときにくじ引きで第3志望って言って3つの高校から選ぶんですけど、くじ引いたら一番行きたくない高校に行かされてしまってですね〜。
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ソルティー
一番行きたくない高校…よく聞くケースですね。
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hopeful
当時バドミントンを僕はずっとやっていたんで、バドミントン部なかったんです。

で、「ぼくバドミントン部作って、部活を増やしたいと思っているんですけど」って言った瞬間に「おまえは馬鹿か」って言われて。
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ソルティー
マジですか…。昔だから許されたことですね。
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hopeful
「そんなことできるわけないだろ」って、門前払いどころか、なんか人格を全否定されたみたいな経験がありました。

「あっ、これダメだろ。これって大人のやることなの?」って、まぁ、なんていうかな、驚きと悲しみよりも嘆きですね。
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ソルティー
いや、そうなりますよ。でも、結構あるんでしょうね。
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hopeful
嘆きに近いもんで、なんかそこで僕もう反骨精神が生まれたんです。「え、これって世の中おかしいんじゃない?」とか思って。
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ソルティー
よく立ち直りましたね〜。
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hopeful
で、なんか教育業界を変えてやるっていうのと、いい先生に出会ったからいい教育のほうをして、あの自分も経験したことを伝えていきたいって、両方あるんですよ。
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ソルティー
じゃあ、反骨精神でなったんですね。すごいっすね。
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hopeful
まあ、今はもうちょっと変わりましたけどね、当時はそれが理由かな。

忙しいは幻想?教員の幸せはタイムマネジメントで作れる

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ソルティー
(インタビュー、LIVE中なんで)なんか今コメントも来ているんですけど、日々の業務をこなすのに必死ですよね。て書いてあります。
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hopeful
そうそう。ほとんどの教員はそうだと思います。昔は僕もそうでしたが…それは20代の話です。今、僕はめっちゃ暇なんですよ。
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ソルティー
すごwえ、なんで?ほとんどの教員は忙しいっすよ〜って言いますよ。
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hopeful
暇すぎて、だって僕もう15時30分には全部仕事が終わっているんで、いつ帰ってもいいんですよ。
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ソルティー
業務的に終わったから?
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hopeful
授業の準備はもう12月くらいまで終わってますもん。
※インタビューした時期は7月
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ソルティー
はや、12月!?そんな終わっちゃったの。
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hopeful
だって先にやっておけば気持ちがとても楽になりますからね。しかも、今回コロナで休校になったからなおさら、準備したら終わりなんです。他になんかすることあるのって感じですね。

何となく先生たちは忙しくやっているんだけど、まぁ、これはタイムマネジメントのからくりがあるんですけどね。
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ソルティー
なるほど。その辺も詳しく聞きたいところなんで、別にお願いします!

教員が幸せになることが先

「子どもたちのために」を優先しない勇気

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ソルティー
周りの大人も学校も「子どもたちのために」ってポンポン言いますよね。では、hopefulさんが考える子どものためにとかはなんだと思いますか?
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hopeful
それは教員が思う子どもたちのためにってことですか?
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ソルティー
hopefulさんがってことです。自分自身、子どもたちのためにってどういうことですかって言われたら。
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hopeful
あぁ、先生が豊かになることかな。
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ソルティー
あぁ、やっぱり。先生が豊かになることですね。
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hopeful
そっちが先だと思います。

でも、ほとんどの先生たちって子どものためにって言って身を粉にするというか、自分の豊かさ幸せとかってあまり語ろうとしないっていうか。あまりそこに行かないんですよね思考が。
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ソルティー
うん。
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hopeful
だから疲弊していくっていうか、けど面白いことに人のためって漢字で書いてどう書きます。にんべんに為って書いて。
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ソルティー
あー、偽り。
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hopeful
偽りなんですよ。だから人のためが先に来ると偽りなんですよ。

自分が豊かだとか自分が幸せに感じるってことが先なのに、人のため人のため、人が(子ども)ですよ。子どものため子供のため、ビジネスだったらお客さんのためお客さんのためって。

やるとどんどんどんどん偽りになっていくから、自分を苦しめていくんですよね。
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ソルティー
間違いねぇっす。
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hopeful
だから、やっぱりそのからくりをちゃんと理解して、自分が豊かな気持ちとか、のんびりしたとか、リラックスした状態から子供たちに最良の豊かさを与える。あふれた豊かさが子どもたちに伝わる。
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ソルティー
自分が豊かな気持ち、のんびりした気持ち大事ですね。
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hopeful
自分がからっからなのに人に与えようとしたって、それってどうなん?って。それで疲弊している人を僕はごまんと見てきたし、僕もそれをやってきたし。

もうそろそろやめませんかって。
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ソルティー
うん。そう思いますね。

空いた時間に仕事を入れなきゃいけないと思ってしまうから忙しさから開放されない

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hopeful
でも、なんでやめれないと思います?
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ソルティー
何でやめられないか…かぁ。う~ん。
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hopeful
何で心に余裕を持とうとしないと思います?心の余裕。
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ソルティー
う~ん。洗脳されているから?
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hopeful
一個目大正解。

洗脳されているっていうのもそうだし、もっと言うと、普段考えたり感じたりすることをやめているから、時間ができた瞬間に自分の人生とか自分の豊かさとか、自分の存在とかを考えるんです。

でも、そうなった瞬間に考えることをやめた人が考えようとするとかなりきついんですよ。
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ソルティー
きついですね。
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hopeful
だから、仕事を入れるんですよ。
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ソルティー
あー、見ないふりするんですね。
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hopeful
タイムマネジメントの話でいうと、第1と3と4を勝手に埋まるっていうことを選択するんですよ。

第2象限っていうのはものをクリエイトしたりとか、生み出したりとか、未来へつくるとか、どっちかというと作り出すっていう感覚が強いんです。
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ソルティー
うんうんうん。
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hopeful
それ自分で選ばないとどうにもならないんですけど、選ばない限りは予定は入ってくるんで、いつまでたっても「私、忙しいんで」って言い続ける人はそういう状態になるっていうこと。考えることをやめている。
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ソルティー
忙しいって言ってしまったら要注意なんですね〜。
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hopeful
そう。時間ができたら、考える時間が怖いって多くの人がなります。なぜ怖いって自分と向き合うことだから。
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ソルティー
見なくても良かったものを見ざるを得ない。
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hopeful
そう、だから人は自分と向き合うことを意図的に避けるんですね。本当は向き合ったら人生どんどん良くなっていくんですけど。やっぱり向き合うのって怖いから。
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ソルティー
うん。意外と自分のことわからないですよねー。
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hopeful
そう、分からないんですよ。

だから僕もちょうど、いま、コンサルティングやっているのは、そういう自分を内観したりとかエネルギーワークっていう分野ですけど、そのエネルギーの世界っていうのを、体系化したものをコンサルとかセミナーでやっているんです。ただ、キーワードは自分と向き合うですから。
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ソルティー
なるほどね。段々、学校の先生も起業家精神を持たないといけない時代ですね。
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hopeful
そうですね。おのずとそうなっていくでしょうね。

教員が幸せじゃないから将来なにがしたいのか分からない子供たちが増える

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ソルティー
今、将来何がしたいかわからないとか結構悩む子って多いじゃないですか。どうしてそう言う子が多いのかなっていうのを先生の目線で少し教えてもらいたいなって、個人的な考え方で構いません。
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hopeful
子供たちが絵が見えないって言うのはあるかもですね。
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ソルティー
絵が見えない?
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hopeful
将来像っていう、絵を描きにくいっていうか。あると思うんですけど、1番は大人がそう思っているからだと。
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ソルティー
ほう。
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hopeful
大人が描きづらいと思っている写し鏡が子供なんですよ。
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ソルティー
ほうほう。
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hopeful
つまり子供の問題じゃないんですよ。
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ソルティー
なるほど。大人がそういうフィルターをかけて見てるのが一番大きいと思います。
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hopeful
大人が将来世の中どんどん移り変わっているから、将来像を描けないんじゃなくて、一緒に描いていくって、ただ目の前にある事をコツコツとやって行ってどんな未来があるか一緒に作っていことかっていう感覚だったら、子供たちってそう思わないはずなんですよ。
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ソルティー
まあ、そうですよね。
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hopeful
だから、子供の問題じゃない。そう思っている大人の問題。誰が思っているのってこと。

教員にとって価値ある幸せな人生とは

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ソルティー
教員にとって価値のある幸せな人生って何だと思いますか?
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hopeful
あ~、それさっき言った通りですね。先生自身がちゃんと豊かさとか幸せを感じられているってことですね。
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ソルティー
じゃあ、もう一つそこに付け加えて、聞くとするとその教育者としての豊かさと幸せって何だと思いますか?個人的にで構わないですけど。
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hopeful
そうですね、だから、僕、教員だからとか何たら者だとかあまり関係なくて、まあ、単純に言うと一人の人間として答えますね。
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ソルティー
はい。
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hopeful
やっぱり豊かな人間関係があって、自分が思ったこと感じたことをすぐ表現できる空間があって、で、お互いに成長しあえる仲間がいて、で、チャレンジしあえる仲間がいて、リラックスできる仲間がいて、で、ある程度のお金が手に入り、時間も豊かにあるっていうそういう状態かなって思いますね。
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ソルティー
それを考えれば考えるほど、職員室でそれが生まれているとは思えませんね。
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hopeful
でしょ?今、全部それ反対なんです。時間はない。クリエイティビティはない。思考は停止。コロナの時、学校が全く機能しなかったでしょ?

しかも、政府はやってくれないって待ったでしょ。
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ソルティー
そうそう。政府からの指示待ちしている学校も多かった感じがしますね。
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hopeful
そうなんです。「いやいや違うって。あなたが考えないといけない。いつまで待っているの」って。コロナはその構図がよく見えたと思うんです。
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ソルティー
うんうん。学校と教員の自立を促していくしかないですよね。
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hopeful
人間、楽に流れるからそっちの方が楽なんですよね。

教員として幸せになりたい時、改善したほうが良い3つのこと

余白を作る

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ソルティー
楽しいことやりたいことを突き詰めていく上で、必ずここだけは改善しなければいけないよっていうクリティカルなポイントが3つあるとしたら?
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hopeful
1つ目は余白をつくる

余白って何かって言ったら、アイディアを生み出すための余白なんですよね。分かりやすく言うと、真っ白なキャンパスを見たら人は何を描くかって話です。

それが絵かもしれないし、思考かもしれないし、アイデアかもしれないし。
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ソルティー
うん。
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hopeful
それが考えること感じることを生み出すことって僕は考えている。だからゆっくりする時間。

お風呂に入ってゆっくりする時間が実は一番頭がフル回転しているんですね。
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ソルティー
一番潜在意識のふたが空きやすいんですよね。
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hopeful
そう、パッカーンですから。僕は大体アイデア出るときってお風呂入っているときか散歩しているときです。

実際に起きた時、寝る前、お風呂に入っている時はアイディアや、ひらめきが出やすい。過去の例ですが、こんな事例もあります。

何かに導かれるかのように共同で論文を書き始めた益川、小林両氏は議論に集中し、50日ほどで論文を完成させた。益川氏に「6つのクォーク」のアイデアがひらめいたのは、お風呂から上がった時。最終的な理論にたどり着く前に、益川氏は、4種類のクォークで理論をまとめようとしていた。「僕は、もうそれで完成したと思っていた。小林君に相談すると“一晩考えてきます” と言って、翌日戻ってきてダメだ、と。あの否定があったからできたこと。あのひらめきは、僕ひとりでやっていたら絶対に無かったもの。そこだけは強調しておきたいのです。」その後、二人の物理的な興味は別の方向へと離れ、益川氏の興味は「根源的なもの」へと向かっていった。

究極の根源に迫る
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ソルティー
僕も車で運転しているときなんです。あぶねー(笑)。
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hopeful
そう、ポーっとしていると出るんです。ポーっとしているとき、でも頭フル回転なんですよ。面白いですよね。ゆったりしているのに頭はフル回転ですよ。
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ソルティー
ゆっくりしているほど脳は働くって面白いですよね。
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hopeful
けど、忙しい人って実は勘違いしてる。手は全力で動いてますけど、脳は止まっていますからね。

忙しい人たちの最大の残念なのは、フル回転しているんじゃなくて、あれ作業で忙殺されているだけですからね。
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ソルティー
もったいないっすよね。
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hopeful
忙しい人たちって結局、作業なんですよ。

でも作業やってた方が楽だからそっちの方に行くんですよ。でも、余白をつくるっていうのはものを考えるから。だから、僕はまずそっちが必要ですね。

働き方改革の最大のポイントですね。余白をつくる。
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ソルティー
それは、どんな職業するにあたってもそうですね。
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hopeful
同じです。関係ないです。先生とかなんたらとかまったく関係ないです。
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ソルティー
僕もそうです。
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hopeful
だから教師をやめるんです。あとは今風に言うとやっぱりパラレルワークをすること。

何かって言ったら、自分のコミュニティの外にもコミュニティを作って、常に俯瞰しあえるっていうモノを作った方がいいですね。
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ソルティー
「子どもたちのために第3の居場所をつくりましょう」って常日頃から言っているじゃないですか。じゃあ、大人はなくていいかっていたらそんなことないですよね。
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hopeful
そうです。まぁ、趣味の世界でも働く場所を1つ増やしてもいいんですけど、ともに成長できるとか、ともに豊かになるっていうようなコミュニティが1個でもあれば、それがやっぱり、一番居場所っていうか、それがパラレルっていうか仕事になる。

今の仕事の良さも見えてくるし、限界も見えてくるし、もっと言うとこれからそうなりますよ。1人3つ持っときますよ仕事は。
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ソルティー
うん、間違いない。だって僕も数えきれないもん。
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hopeful
僕も数えきれないです。いっぱいやってきたけど、教員以外も。

タイムマネジメントをする

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ソルティー
はい。後もう一個がタイムマネジメントですかね。
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hopeful
そう。ただ、タイマネは、これは、ぶっちゃけた話、本を読んでもわかんないですよ。
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ソルティー
やってみないとですね。
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hopeful
そう、やらないとわからないし、タイマネの本っていくらでもあるけど、スキルやテクニックしか書いていない。
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ソルティー
本当にそれ。本は表面的にしか書いてないものが多い。
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hopeful
スキル、テクニックじゃないんですよ。これがわかった人は、全然違うんですよ。いくら技術を磨いても時短技術をいくら学んでも、時間は生み出せないんですよ。

なぜかというと、技術じゃないから。
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ソルティー
ふむふむ〜。
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hopeful
なぜ時間が必要なのかとか、時間は何のためにあるのかとか、自分はどういう人生を生きていきたいのかとかTODOのDOの方じゃないんですよ。BEの方なんですよ。

どうありたいかっていうことを、時間はどうあるほうがいいのかっていうのを根本的にその自分自身が納得というか、合点が言っていないと。
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ソルティー
DOじゃなくて、BE。なるほど!
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hopeful
合点が言っている人は、初めて時間のコントロールができるのに、すぐスキル、テクニックが〜、これやったら、時間の何ちゃらテクニックが…とかあるじゃないですか。
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ソルティー
ありますね(笑)。でも、それでできる人は困ってないっていうか。
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hopeful
そうです。いや、いいんですよ?手っ取り早いし、出版会社は売れるから。

スキルテクニックって書いたら売れるけど、一個も世の中変わらないのは、技術じゃないからです。
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ソルティー
結局どうなりたいのかが先に来て、そこの上で知識ですよね。
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hopeful
そうなの。だって英語で将来何になりたいのっていう時に、What do you want to be in the future?でしょ。beなんですよ。

なのに、なぜかWhat do you do?になるんですよ。
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ソルティー
日本の文化が混ざってしまう(笑)!
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hopeful
What do you do?って言わないんですよ英語で。What do you want to be in the future?

だからあなたは何をする前にどうありたいかっていうことを英語だったらちゃんと聞いているのに日本語で訳した瞬間に「あなたは将来何をしたいんですか」とか「何になりたいんですか」って聞くんですよ。

なぜか、beじゃなくてdoになるんですよ。不思議と。
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ソルティー
必ず枠に当てはめて考えてしまうという(笑)。
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hopeful
不思議ですよね。アソシアでね、三ヶ条があるじゃないですか。

三つ目にね、なりたい自分を意識してなりきってみましょうって書いてありますよね。なりきるの大事ですね。
ティーチャーズアソシア10ヶ条

NPO法人 教員支援ネットワーク T-KNITのオンラインコミュニティ『ティーチャーズアソシア』では、全員に意識付けをする10ヶ条を作っています。その3つ目が『失敗は勘違い!成功か成長しかない!なりたい自分になりきって1%ずつでも行動しよう!』です。

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ソルティー
これって一つ一つ結構深い意味でつけてあるんです。
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hopeful
すごい大事だと思いますね。

自分がどんな目的で生き、何のために働いているか考える

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ソルティー
もう一つで言うと、努力は報われるとは限らないですねとか。待てば旬を逃しますねとかですね。
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hopeful
そうそう。努力はいいことですよ。

だから、僕も努力したほうがいいよって言いますけど、ただ努力にも理由がいりますよね。
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ソルティー
目的が分からない努力はつらいですね…。
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hopeful
だから、努力する目的を例えば、ピラミッドを、石をエジプト時代に僕は石を積んでいます。

何のために積んでいるの?いや、ただただ石を積んでいるだけだっていう人ってエネルギー上がらないじゃないですか。
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ソルティー
うん、上げづらい(笑)。
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hopeful
それって、軍隊がただ意味もなくスコップで穴を掘らせて意味のないことをさせて、それはもう人殺しをさせるために必要な過程なんですね。

無意味なことをひたすらさせて思考を停止させるっていう。それに近いです。

戦争による理不尽な命のやり取りにとどまらず、そうした状況を生み出したこと、その仕組みを二度と招来してはならないと強く思うのです。一人一人が自ら獲得した思考をもとに判断することが尊重され、他者を認めて、分断ではなく共有と包摂の社会を実現する、戦時とは真逆の社会であることが必要ではないでしょうか。

そのためにあの時代の、個人の自由な思考を否定して、同調を強制して、命を投げ出すことを求める社会や国家とはどんなものだったのか、なぜそうなったのかをその時代に生きた人々の言葉を受け継いで考え続けなければならないと考えます。

戦後75年 戦争体験の継承は何のためなのか~命の価値があまりに軽かったあの時を知る~
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ソルティー
なるほど、学校の勉強もまったく同じなのか。思考停止させるための手法なんですね。
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hopeful
僕は、ピラミッドを作るために石を運んでいるっていうと、まだエネルギー高まりますよね。

さらにピラミッドを作って歴史を変えるために作っているんだって言ったらどうですか?
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ソルティー
ねー、どんどん意思が強くなりますよね。
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hopeful
そうなんですよね。

っていうことはやっぱり、同じことやってもどこに意識を向けているかによって全然エネルギーって変わるから、やっぱり努力に理由がいるっていうことはきちっと伝えてあげた方がいいかなと思いますね。
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ソルティー
起業家の考え方だとは思うんですけど、松下幸之助さんって同じこと言ってますよね。工場で電球磨いている人に対して、おまえは何の仕事しているか知っているか?って。

「物作りはな、物を作ってはあかん。物の先にある笑顔を想像できんかったら、物を作ったらあかんのやで・・」
「子どもたちの夢のために、日本中、世界中にこの電球を灯そうや」

【松下幸之助が社員にかけた魔法の言葉】
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hopeful
その通りだと思います。

教員の幸せを考えた上で教育現場で変わってほしいこと

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ソルティー
今、教育現場で変えたいこととか、変えてほしいとか、こうなってほしいとか願っていることってありますか。
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hopeful
結局、思ったこと感じたことを口に出すって言う空間づくりですね。

あなたはどう感じているんですか、どう思うんですかって聞いても答えられないんですよ、ほとんどの先生って。
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ソルティー
うん。本当に突き刺さる職員室の空気みたいなね。
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hopeful
先生に限らず大人の人に、あなたはどう思っているの?って聞いても、返ってくる答えって思考が停止している人のパターンがあるんです。何々さんが言っていたからとか、これは誰君が言っていたからとか、これはホリエモンが言っていたからとかね。

あとは、これはこの本に書いてあったからとか。って言うパターンも多いですね。あなたの考えじゃなくて、それホリエモンの考えだから。ホリエモンはいいから、あなたはどう思っているの?って言えないんですよ。わからないんですよ。

他人がこう言っているってことが、自分の意見だって思い込んでいるから。もしくはそれすらもやっていない人たちは、自分を感じれていないから、質問受けても攻撃されたって思うんですよ。
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ソルティー
質問しただけなのにめっちゃ心をまさぐられたみたいな…ね。
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hopeful
多いですよ。だからあなたはどう思っているの?どう感じているの?って聞いてももう無言。普段、考えていないからですね。
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ソルティー
知らねーよみたいな感じになっちゃうんですよね。こっちからすれば答えは君にしかないじゃんって、思ったりするんですけどね。
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hopeful
だから、すごい批判を承知で自分の思ったこと感じた事を口に出すって言うことが、学校改革の始まりだと思う。

だって、良くしたいとか、今の現場おかしいよねって心で思っている人なんていっぱいいるのに、結局それを言葉に出してないじゃないですか。
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ソルティー
そうですねー。出していないですね。
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hopeful
で、そのはきだめがTwitterだったりとかね。面と向かって言えよって言うのに、言わないわけじゃないですか。

じゃあ、何で言えないのって事なんですよ。もっと言うと言っている人は、はきだめがあるからいいんですけど、それすらない先生の方が圧倒的に多いわけですよ。だから考える事をやめた方が、現場にとっては楽なんです。

それを再生産しているわけですよ。でも、子供たちには自ら考え、自ら学べって言うんですよ。
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ソルティー
教えてる側ができてねーじゃん!って話ですね。
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hopeful
すごくないですかこれって。先生たちの思考が停止しているのに自ら考え、自ら学べとか言って、主体的に行動しろとか言っているんですよね。
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ソルティー
何言うとんじゃって子どもたちから挙がりますね。
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hopeful
いや、本当にびっくりするなと思います。何言いたいかって言ったら、そこですね。

思った事を口に出すって言う空間作りを学校現場でできないんだったら、ソルティーさんが作っているようなコミュニティで、お互いの想いとかを出し合えるって言う場が大事かなって思います。

これから学校の先生になる人たちへ言いたいこと

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ソルティー
教員志望の大学生とか、これから学校の先生になりたいですっていう人に向けてちょっとメッセージを頂きたいなと思うんですけど、なんか、ありますか?
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hopeful
これは僕の未来予測ですけど、明らかに今の既存の学校の形じゃなくなると思います。でも、亡霊のように元に戻そうとする力も同時に働くと思います。今もそうだから。

けど、若い先生たちっていうのは、今の学校現場にいる管理職とか、もっというと政治家?50代60代の人たちの人生の生き方を見たときにうらやましいって思うかっていうと、思わないんですよ。
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ソルティー
まぁー、権限とか欲しくないですね。それよりももっと幸せに生きたいって感じです。
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hopeful
なんて下劣で、なんて思考停止して、なんてなんかいけていないやつなんだろって思うはずなんですよね、特に今の20代前半くらいの人は。

僕は20代前半のクリエイターの人とか、今のフリーランスの人と仕事するんですが、自分の思ったこと感じたこと口に出すんですよ。
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ソルティー
フリーランスだとなおさらそうですね〜。
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hopeful
で、中学生もそうなんですよ。今、中学1年生の担任ですが、全然生きている世界が違うなって思います。

本当に足かせが少ないというか、思っていること感じていることポンポンポンポン言うんです。
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ソルティー
若ければ若いほど敏感でしょうね。
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hopeful
っていうことは何が言いたいかっていうと、その感性を大事にしていってほしい。ただ、それを学校現場に入った瞬間に組織の枠っていう足かせを食らうんですよ。「こうあるべきだ」っていうのを食らうんですね。これは過去の僕もそうでした。

でも、それはつらいけどある意味良いことです。そして、それがつらいんだったら、生きていくために一回自分の人格を押し殺してそこに迎合するのもありだと思う、正直。
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ソルティー
ふむふむ。
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hopeful
そういう組織に、3年間なり4年間埋もれてみて、組織の中のものをめいいっぱい味わうっていうのもありです。

一方で、ソルティーさんの作ったようなこういうコミュニティで、自分の思ったこと感じたことを発信するとか、自分でマイクロメディア、メディアYouTubeで発信するとか。違う仕事を同時にするとか。っていうことを同時にやっていった方がいいなって思っています。
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ソルティー
あー、まさにそうですね。学校だけだと視野が狭くなる一方ですから。
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hopeful
で、学校の先生は余裕がないっていうのは嘘です。そう思い込んでいるだけです。現に僕はタイムマネジメントやってから、仕事は1つどころか、3つも4つも5つも増えましたからね。

それでいて今、こんなふわふわしているんですから。
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ソルティー
ふわふわしている、なるほど(笑)。
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hopeful
暇ですから。だから、そこですね。大学生にもし言うとしたら結局はあなたがどうしたいの、あなたがどうありたいのってところですね。

そして、先生っていう仕事を長く続けんでもいいよって言います。
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ソルティー
うん。先生って職業の前に自分がどう生きたいか?ですね。
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hopeful
うん、一生やる仕事って人もいるし、途中で気が付いて、あ、自分で塾開きたいって思うんだったら、塾やってもいいし、一年後先、ていうか明日何起きるか分からない時代ですからね。
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ソルティー
うん。
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hopeful
だから、やっぱり自分が思ったこと感じたことを信じて、自分の気持ちに正直に生きてほしいなって思います。
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ソルティー
ありがとうございました!

教員の幸せは自分が人生を決めるから生まれる

教員の幸せは制度上の課題や、業務の多さなどが作り出しているわけではなく、自分の気持ちが作り出しているということがインタビューを通じて分かったことでした。

もちろん、制度や、業務で改善すべきことはたくさんあります。

しかし、その前に個々の心のあり方や、意欲、主体性など自分自身でも改善できることはたくさんある。

制度や、ルールを整える前に

  • 自分は何が好きか?
  • 自分はどんな風に生きたいか?
  • 自分は何のために教員になったのか?
  • 自分は学校や、子どもたちにどんな貢献ができるか?
  • 自分は何から始めていけばいいか?

テクニックよりも自分自身を理解し、肯定的にとらえていくことが教員の幸せに繋がっていく。

今回はインタビューを受けてくれてありがとうございました!