学校の先生は忙しい、多忙、ブラック学校。そんな言葉を聞いたことはないでしょうか?
実際、ほとんどの教員はあまりの多忙感に心が疲弊し、それでも一生懸命にやり続け心が壊れてしまってうつ病になってしまったというケースもよく聞きます。
一方で今、学校の先生をすることが楽しい!もっと授業研究したい!定時にあがってます!なんて先生もいらっしゃいます。
このようなタイムマネジメントが上手な先生は一体何が違うのか?
いろんな先生とお話しましたが、多かったのは
- テクニックよりも仕事に対する考え方
- 自分はどういう風に生きたいのか?という想い
- 自分は何のために学校に携わっているのか?
ほとんどがテクニックよりもマインドだと口を揃えていっていました。
その中の一人、hopeful先生にタイムマネジメントのコツと、忙しさから開放されるコツを聞いてみました。
- 忙しすぎて大変
- タイムマネジメントを知りたい。学びたい
- 仕事の充実感を得たい
こんな風に思っている方はぜひお読みください!
hopefulさんのプロフィール
中高一貫校の私立学校で英語を得意としている13年目の教員。教員の他に住職、投資、不動産、株、セミナー講師、コンサルティングなど多岐に渡って複業を行っている。
タイムマネジメントを実践する前は業務に忙殺されて思考停止していた
今回もよろしくお願いします。hopefulさんは一体どんな過去を生きてきたんですか?
大学時代にずっと教育学っていうものを勉強していたんですけど、僕、指導法は大分やったんです。
でも、本当は自分をどんどん内観して掘り下げていくと実はそうじゃなかったっていうのに気づきましたね。実際は教科教育がどうとかあんまり興味なかったんですよ。
そもそも、どうしてこういう教育ができたのかというとこに興味があったんですよ。例えば何で偏差値ができたのかとか、何で新卒採用になったのかとか。
教育がなぜこの形なのか?ってところが気になったんですね。
なぜ今の小中高っていう形になったのかとか、何で一斉授業だったのかとか、そういうことばっかり研究して、ずっと歴史を紐解いていったら、全く教育と関係なかったんですよ。
そりゃ〜…教育とはなんだって思わされますね(笑)。
もうほとんど経済界、政治からの要望だったんですよ。もうそれを知った時に唖然として、「え、これ全然学校の話じゃねえや」と思いましたね。
鳥でいえば鳥かごにいる鳥みたいなもんですよね。外からいくらでも操れるっていうか。
政治と経済と、もっと言うと世界情勢とかそういうものの中に、学校っていうものが位置づけられているってのに気づいた瞬間になんかバカらしくなってきちゃって。
なんで先生は良い先生に出会ったとか、自分の経験、自己経験だけをやってやるのをよく考えると、子供達の為にならんなっていうのもちょっと思ったし、自分の中の虚しさを感じたんですね。
何のためにって部分が分からなくなると仕事が作業になって辛くなりますよね…。
元々、そういう経済とか政治っていうものに、やっぱりそれを知ってから大学時代に運動とか活動とかも結構行ったんですよ。環境運動、政治活動をしました。
でも、やっぱり学校に入った方がいいねっていうことで。ただ、学校教育っていう中には入ってみたものの、入るとあまりの雑務と多忙感があって。
中学・高校って部活があるので、土日もほぼない状態でした。
日々業務に忙殺されて思考が停止したんですよ。完全に。
停止したって言うか「これ考えるとやばい」って思っていたんですよ、その時。
結論言うと、今の現状ってそうですよ。先生達って考えることをやめないと作業でやらないと追いつかないですよ。真面目に全部やってたらもう。
僕は不真面目だからやらないっていう選択をしているんですけれども。
でも、わかる。介護とかとかも一緒なんです。タスクが多すぎて真面目にやったら追いつかないか、精神が壊れます。
全部100%でやるからうまくいかないんですよ。これタイムマネジメントの発想ですけど、やらないことを決めないといけない。
うん。そうですね。先生、ビルド『のみ』するの得意ですからね〜。
「あー、これか。学校現場にいる先生たちの思考回路」って、自分が体感したんですよ。
おそらくずっとそういう現場でやってきて、心と体がマヒした状態でずっと作業でやっている先生が多いと思うんですよ。
というか、作業ってなっている事すら気づいていないんですよ。
よく言えば一生懸命やっている。でも、それの改善を考える余裕すらないんでしょうね。
一生懸命やることと、頭と心と体を使っているってことは別ですからね。もっと言うと一生懸命やるっていうことは作業ですから。
だって本当に心と体が嬉しいとか、幸せを感じていたら、夢中になるじゃないですか。人って。
努力は夢中には勝てないんですよ。
なのに、学校って努力しろとか一生懸命やれとかって言うでしょ?っていうことは、もともときついものを無理してでもやれっていう発想が根底にあるんですよ。
なぜかというと、学校ができた根本をたどっていくと、イヴァン・フーコーっていうどっかの哲学者が言ってましたけど、元々の原理は監獄と牢獄ですからね。
人を管理するために作ったっていうエネルギーを持っているから、だからそこに一斉教育とかっていう発想が出るんです。
学校の発想は軍隊と監獄からできているんですよ。
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うおー、知られざる学校の裏の姿ですね。人間の思考を停止させるシステムなんだ。だから先生も子供も思考が止まっちゃうのか…。
あんまりこれを言ったら、学校現場の先生にぶち殺されるから言いたくないんですけど、でも歴史を紐解けば誰でもわかることなんです。
そこを見ずに良いものばっかりを見てやるっていうのがやっぱりおかしいなって思ってます。
あ、でも学校好きですよ。子どもたちのためにという考え方。もちろん、子どもたちにでこういう話しないです。
タイムマネジメントを実践するポイント
7つの習慣を意識する
兼業というか、今の仕事やりながら、別なことをしようって言って大体みんな平等じゃないですか。
で、そういう時にやっぱり大事なのって自分の余裕だと思うんですよ。hopefulさんのように「15時半でもう仕事ないんです」みたいなことになるには、その時間の余裕ってどこから作り出しているんですか?
これを話すとこれだけで1日くらいかかりますよ(笑)?
超初心者向けの効果が高い話だけでも紹介お願いします!
タイムマネジメントって本当ちゃんと勉強した方がいいですね。これも学校でやっていないですよね。学校でやっていないやつで最大のミスはお金の勉強と時間の勉強だと思うんですよ。
本当にそうですね。だから社会に出てから困ってるので…。
この2つを教科というか…、まぁ、教科で分断すること自体ナンセンスですけど。まぁ、その2つをきちっと大人が学んでいないっていうのは致命的ですね。
時間っていうのは、いわゆる…7つの習慣って聞かれたことあります?スティーブン・R・コヴィーっていう有名な。
著者は、最近の50年間に出版された「成功に関する文献」は、社交的なイメージのつくり方やその場しのぎのテクニックばかりを取り上げており、どれも表面的だということに気付いた。そうした考え方を「個性主義」と著者は呼ぶ。
一方で、アメリカ建国から約150年の間で書かれた「成功に関する文献」は、誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐・勤勉・質素・節制・黄金律など、人間の内面にある人格的なことを成功の条件に掲げていた。これを「人格主義」と著者は名づける。
個性主義のアプローチは、あくまでも二次的なものであり、まず行うべきことは、一次的な土台として人格を磨くことである。そうしなければ、長期的な成功は果しえない。
「7つの習慣」は人格を磨くための基本的な原則を具体的なかたちにしたものである。その原則を守ることで、自らが変わり結果を引き寄せていく、という新しいパラダイム(物事の見方)を手に入れることができる。
7つの習慣とは、「依存」から「自立」、「相互依存」へと至る、成長の連続体を導くプロセスでもある。そのプロセスは、「私的成功の習慣(第1~第3の習慣)」、「公的成功の習慣(第4~第6の習慣)」、「再新再生の習慣(第7の習慣)」と大きく3段階に分類することができる。
10分で読める要約『完訳 7つの習慣~人格主義の回復~』
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漫画でいいんです。一番最初に出た本は、初めて読む人は何書いてあるのかわからん、僕も読んだ時分からんかったです。でも、あの本の中に1つ、時間の管理術が書いてあって、それ西洋型なんですよ。
そうそう。緊急ではないが重要なことをするっていう。要するにやらんと死ぬっていうのが本当の緊急かつ重要なことなんですよ。例えば、息をするとか。
そう、本能的に、やらんと死ぬっていうことはやらなきゃいけないんです。人が根本的に時間を作り出す最大のポイントは、自分にとって緊急じゃないけど重要なことをやるっていう。これがまず1つ目ですよ。
そうですね、緊急・重要度4つのマトリックスってやつですね。
そうそう。4つのマトリックスの右上ですよ、まぁ、この話知らない人は分からないかもしれないけれども、詳しくは第2象限って言葉を調べてみたらいいです。
そう、その緑色のところですね。緑色のところってこれって究極、ここが人生で8割くらいあれば、人生が豊かだって言われているんです。
大事なのは自分で選択して第2象限を選択すること
言われてはいるんだけど、第2象限の時間って、一言でいうと、自分で選択しない限り永遠にやってこないんですよ。
うん、そうですね。ほとんどの人が待ってたらやってくると思ってると感じてます。
親孝行も自分で時間を取らないとやってこないんですよ。ってことがポイントです。ここの時間を埋めなかったら、他の時間が向こうからやってきちゃうんです。
この感覚ですよ。だから1,2,3,4っていうのは、2だけは自分で選択しないと出てこないけど、1,3,4っていうのは、ほっといたら向こうからやってくる。
この感覚が分かっている人と分かっていない人でえらい違いです。
だから、「時間がない、時間がない」っていう人は2を先に選んでいないんですよ。だから、勝手に1と3と4の予定で埋まってしまうんです。
1、3、4は自動的に埋まっちゃうんですよね〜。自分の意思と関係なく。
第2象限も埋めすぎると第1象限に変わってしまう
で、もう1個あるんですよ。これはね西洋型です。今度は2がすごーいって思い込むんですね。もう2しかないって思い込んじゃうんですよ。そうすると、2でなければならないになるんですよ。人は「ねばならないになるとそれが、心の暴力になる」んですよ。
そうしたら、2ができていないときに自分を責めるんですよ。本当は2を知って、2の部分をやるだけでもすごいのに、「いや、俺はまだできていない」みたいな。なんか、修行僧みたいになるんですよ。
実は2って豊かな時間とか豊かな感情を手に入れるはずなのに、2をしなければならないってなった瞬間に1に戻るんですよ。で、結局2をやっているように見せかけて必須のしなければならないのmustになってしまうっていう。
これ何を言いたいかって言ったら、時間のEQなんですよ。EQっていうのはEmotional Quotientって感情の方ですね。
時間をどうとらえ、どう感じているかっていう。だから西洋型の方はIQしかやらないんですよ。時間はどう管理したらいいかとか、時間をどう考えていったらいいかっていう部分なんですけど。
そうですね。効率を重視してテクニックばかり真似てしまう傾向がありますね。
もう1個大事なのは、EQなんですよ。時間をどう感じ、どう捉えているかっていう部分、時間の概念ですね。
言い換えると。これが2つあればいいみたいな。
テクニックとマインドが揃って初めて学校のタイムマネジメントはうまくいくんですね。
究極、無駄だと思うところにも価値があるっていうその人が感じているっていうことも大事。
でも、西洋型だったら、もう白か黒かだから、4だと無駄は無駄。でも、実は人は無駄と思うところ、余白とかがとっても大事。
時間に余裕を持つ、慌てない、焦らない。そして慌てる要因は実は自分で思ってるよりもそんなにないってことですね。
でもそこを全部そぎ落として2だけですよってやるから、変なことになってしまう。
べきではないっていうか、べきって考えずに、俺はやりたいからって。
時間は忙しいものだとか、時間はないって思いこんでいる人たちにとっては、第2象限の2でなければならないって思いこんでいる人たちも多いと思います。やってると段々それが見えなくなるんですよ。
だから、その見えない部分っていうのは何かって言ったら、時間の鎖帷子みたいな。時間をこう、雁字搦めに固められているみたいな。これ1枚1枚ほぐしていかなければならないんですよ。
このほぐすってことがタイムマネジメントをする前に実は必要なんですけど、これをやっている人はほとんどいないですよね。でも、僕はそれができるんですよ。だからここが僕の強みですね。
タイムマネジメントを実践する時、邪魔が入ってきた場合の対処法
エネルギーを吸ってくる人から離れることが大事
現に僕は管理職と敵対しているのだけどどうしたら良いですか?っていうコメントがきていますが、これどう捉えますか?
管理職、僕も敵対したときもありましたけど、あの…申し訳ないんですが無視ですね。
どういうことかって言うと、敵対するってことは、おそらくその方は管理職に自分の考え方とか価値観を否定されているってことですよね。
で、何で否定するかってその方考えてみてください。何で否定すると思います?
なぜその管理職はあなたのことを否定するのか?
一言で言うと、その管理職の方は否定することで自分を認めて欲しいんです。だから自己承認欲求なんです。管理職の叱責は自己承認欲求です。
だから怒る、反対する。たしかに心が穏やかならまず話しを聞いてくれますよね。僕も親として怒るよりもまずは話しを聞くことを大切にしていますね。
そう。相手を否定することで、自分のアイデンティティを保つって言う事を無意識にやっているんです。
そう、だから、ここのカラクリがわかったら、いくら否定されても、「あぁ、自分を満たしたいんだねって、なるほど、先生わかりました」って以上、終わり。
僕はここで否定されたって思わない。相手が満たすためだって思考が切り替わってる。
これだけでも精神的にかなり軽くなりそうですね(笑)。
それって、マイナスのストロークって考え方ですけど、相手を批判することで自分のアイデンティティを確立して、もっと言うと相手のエネルギーを奪うんです。
これをエネルギーヴァンパイアとかって言います。まぁ、いろんな言い方ありますが、そういうパターンに入っちゃってる管理職の方なのかなと思います。
相手を否定することでエネルギーを奪うエナジーバンパイアがいます。
たとえば
「それをやっても意味ないし、どうせ無駄になる。こんなの止めろ!」
と、人のアイディアを潰したりします。
エナジーバンパイアに否定された相手は、納得できずにイライラして精神的に疲れます。
その一方、エナジーバンパイアは思い通りに人を操作することができて、優越感に浸ります。そして、この優越感がエネルギーとなって元気になります。
エナジーバンパイアの特徴と対策|今日からできる9つの身を守る方法
そのマイナスエネルギー自体を自分が受け取るって選択をしちゃうから、自分がやられちゃう。
そう。だから、僕はもう自分で受け取らないし、そういうふうにやっているんだなぁ。終わりってスパッと切り替えます。
あぁ、そう言う生き方をしてきたんだなって。
そういう方には否定も肯定もしないっていうね。荒らしも相手にしないことが大切って言いますが、まさしくそれですね。
「そうなんだね、終わり。」至ってシンプルでしょ。
そこに意識を置くから、そう言う風に思うんですよ。だから、僕は敵対するってことをやめたんです。
相手にしちゃったり、受け取っちゃったりすると、相手の思う壺ですよ。相手をムカつくって思った瞬間にエネルギー奪われている。
でも、マイナスのストロークって本人はそれ無意識にやっているのが一番怖いんですよ。
相手のエネルギーを無意識に奪っている人っていっぱいいるんです。
ホンマそれですわ。僕も吸われまくったw
こういう人って一緒にやっている会社や、チームの仲間でさえもいるんですよね…。
管理職の人はやっぱりそう言う生き方をしてきちゃったから、そう言う人は年下の人の意見とかは一切聞かないんですよ。
だから、まずはこっち側が同年代で価値観が合う人、エネルギーを奪うんじゃなく、与え高め合える人同士で、仲間を作っていくのを大切にして、いろんな人を巻き込んでいきました。
最終的に管理職の同年代の人に行ってもらうって手法を取りました。
そうしたら、今度は話を聞いてくれるんですよね。僕はそう言うふうにやりました。
これは自分、下からの話は一切耳を聞かないって構図になっているからです。それを逆手に取る。
近い年代の人をどんどん巻き込んでいくスタイルですね。
その人を変えようとはしないんですけど、戦略的に説得しようって言うことはやったことがありますね。結果、うまく行きます。
自分の中のフィルターを変えるのが出発点
どう変えますかって言った時に江澤先生も同じようなこと言っていました。「変わらないんですよ相手は」って。だから自分を変える。
そう、相手は変わらないんですよ。だって自分がどうみているかですから。
超重要。だって映像っていうのは映画館で言うと、スクリーンに写っている映像なんですよ。
例えばですが、スクリーンに写っている映像変えられます?
そうなんですよ。フィルターってこっちのフィルムとか、映写機というか、中のフィルムとか、ここの構造変えたら、見る景色は変わる。
ほとんどの人が景色を変えようとするんですよ。でも、景色って変わらないんですよ。だって写っているんだもん。
これって、すごい根本的だけど、多くの人がする勘違い。それが人を変えようとするってことじゃないよって。
人をどう見ているかっていうこっち側が変わるって言うか、こっち側がどう俯瞰してみるかって言うそっちの方がよっぽど大事。
心理学は僕も散々やりましたから。今は心理学+量子力学とかエネルギーワークとかね。宗教の話もあるしね。
でも、結局、全部つながってますよね。根本的な本質は同じっていうか。どこから学んでも同じものを最終的に学んでいるというか。
本質を見ようとしない人も結構知らずに触れているんですよね。法則というか、知らなくても恩恵に与(あずか)るっていうか。
本質はやっぱりね。なかなか隠れているし、見ようとしないと見えないですし。
自分自身をメタ認知(俯瞰)することが重要
フィルムを変えた方がいいよってありましたけど、でもその目でしか見れないんです。色眼鏡でしか見えない。って意見もありますが、どうでしょうか?
それが概念、それが足かせ。それが、過去の経験、インナーチャイルドっていう過去の幼少期の時の経験から来ていることもあるし、それが何かの経験とかとらわれから来ていることもあるし、何かあるんですよ。
その過去の経験・体験を俯瞰して癒さない限りはずっとその目線なんですよ。言ってしまえば、楽天カードマンみたいな状態ですね。
目の前が黒にしか見えないわけですよ。
けど、自分を俯瞰してみると、「これは携帯電話だったんだ」「これはよくみると携帯の奥にある景色だったんだ」「これをみると家だったんだ」「これは赤いソファが見える」っていう風に選択肢っていろいろあるんだって俯瞰するっていうのが、これが映像が変わるってことですよ。
これが、余白を作るっていうさっきの話につながってくるんです。余白を作るっていうのは脳を俯瞰してみるっていうことですからね。
「僕は今、何を考えているんだろう。僕は今、何を感じているんだろう。僕は今、どんな未来を描いているんだろう。あ、過去にこういうこともあったな。でも、今はこう考えている。未来どうしたらいいんだろう。」
っていうのをひたすら反芻(はんすう)し続けるっていう。
外に答えなんかないですから。全部自分が経験してきた中にある。
ここを俯瞰できるかどうかっていうのが、質問された方に対しての僕なりの答えですね。こうでしか見えないんですけどって思い込んでいるのは誰ですかっていうこと。
すごく難しい話ですけど、そう思ってしまっている理由が自分の中にあるんですよ。
人はいろいろあって生きてますからね。今までの積み重ねからそう思うこともありますよね。
それに気づいて「ああ、お前だったのか」って見えた瞬間に拓けるんですよ。俯瞰っていうのは難しい言葉で言うとメタ認知ですね。
だからメタできるかどうかにかかっているんですよ。でもそういうのを取っ払う特別な瞑想方法とかっていっぱいあるんですよ。
僕はそれを先生たちに教えているんですよ。
メタ認知とは、自分が物事を認知している状態を、客観的に認知している状態を指します。
フリーランスになる理由はそれですね。
僕は目の前の子供と接するの1番楽しいし、時間は余ってるし、今めちゃくちゃ学級経営うまく行っていますし、最高に楽しいですけどやめます。
なぜかと言うと、目の前にいる子供達と接するのは別の空間でもできますし、目の前にいる先生たちが自分を俯瞰して、「あ、世の中って幸せだし豊かだし、いくらでも自分のマインドひとつでどんどんいろんな世界を築いていけるんだな」って思ってもらえたら、その先にいる子供たちもそうなるじゃないですか。
うん。そうそう。伝えている大人が元気なかったら、子ども元気になるはずがない。
もっと言うとその先にいる親たちも元気にならないじゃないですか。
うん、だから僕はそっち側になろうって思うから、フリーランスの方に転向することに決めたんですよ。
ですね。だから、学校よりも本当にやりたいことをやっていきたいって言うのがありますね。
なるほど〜。これからのhopefulさんに期待大ですね!!
タイムマネジメントの実践は自分自身の過去体験を知るところから
世の中にはたくさんのタイムマネジメントについてのテクニックが転がっています。
ただ、これだけテクニックが溢れている状況でなぜ人は幸せになれないのか?を考えてみて欲しいのです。
テクニックよりも大切な考え方、自分自身との対話…ここをしっかり行って『自分自身という器』を作ってからでなければ『タイムマネジメントという水』は100%活かせない。
- 自分自身が何に苦しんでいるのか?
- 本当にやりたいことは何か?
- 自分自身がどういう経験をして苦しんでいるのか?そして楽しんだことは何か?
これを知り、『それで良かったんだ』、『これらがあったから今の自分があるんだ』と肯定できること。
これがタイムマネジメントではとっても大切な考え方なんだと、hopefulさんを通じて感じました。
本当にありがとうございました!