理想の学校にコミュニケーションは必要不可欠

低学年は授業はいらない?

りっちゃん
りっちゃん

次に聞きたかったことは、のりちゃんの考える理想の学校とは?

のりちゃん
のりちゃん

最近よく言ってるのは、もう小学校の低学年は授業やらなくていいと思う。体験学習というか体験をいっぱいいろんな体験をして学ぶみたいなこと。

そこから興味が出てくるものって一人一人違うと思うので、そこを拾い上げて「これを自分はしたいんだ」って自主的に動けるようになる。

「自分はこの勉強するぞ」っていうと、そっちの方向に向かって勉強するようになれば良いなって思います。

りっちゃん
りっちゃん

なるほど。低学年というのは何年生までをいいますか?

のりちゃん
のりちゃん

3,4年生くらいまででいいんじゃないかな。

りっちゃん
りっちゃん

なるほど、特に1年生なんかは例えば幼稚園保育所で自由に遊んで良いよっていうところから急に学校できゅっとクラスに閉じ込められちゃうからね。

本当に不自由だろうなって言うのは思います。

のりちゃん
のりちゃん

スゴイと思う。
ずっと教室にいて椅子に座って動かないで授業受けてるわけじゃないですか、えらいよね。

りっちゃん
りっちゃん

えらい。

のりちゃん
のりちゃん

学校だから授業だから、頑張らなくちゃっていうのがあるからだと思うけど、しっかり座って授業聞いてるでしょ。

ウロウロしてる子の方が普通だと思います。

声のかけ方の大切さ

りっちゃん
りっちゃん

私のみてる学校の1年生はスペシャリストの年配の先生がみてるんだけど、やっぱり児童心理学をよく考えて接してると思います。

「はい、席に座りましょうね」、「誰誰君、今お喋りするところじゃないですよね」、「誰誰君話してるといつまでも進みませんよ」ってゆっくり話してるんですよね。

そこがちゃんと集中するところは集中するというのを怒りとか感情抜きにして冷静に話しかけるっていうのは、すごいと思いました。

のりちゃん
のりちゃん

やっぱりコミュニケーションって大事なのは非言語のところもそうだし、相手にマッチングするのが大事じゃないですか。

相手の声の大きさとかトーン、あと速さとか表情とか姿勢とか、そういうのに合わせて話しかけてみる、というのがすごく大事だし。

一つ気になったのはみんな否定形だったので、それを否定形じゃなくすると、良いなって思えました。

りっちゃん
りっちゃん

確かに。
読み聞かせ前にきいてたら、そういう風に聞こえてきたのであーって思いました。

のりちゃん
のりちゃん

「おしゃべりするところじゃないですよ「ではなくて「ここは静かにしましょうね」とか、言葉を「こちらを見ましょうね」にするだけでも良いです。

「そうなんだ」、「こうすればいいんだ」となるので、イメージがつくかなって思いましたね。

りっちゃん
りっちゃん

ですねー、ほんとほんと。
さっきのりちゃんが言ってくれた先生同士のコミュニケーションとかもとれてないっていうところもあるのかなーって。

体験や感動を提供する場

のりちゃん
のりちゃん

なんかあまり大きくなくていいと思うんだよね学校って。
一つの学校は、やっぱり関わる大人が多い方が私は良いなと思います。

りっちゃん
りっちゃん

おー。

のりちゃん
のりちゃん

関わる大人がっていうか、一人一クラスというかもう10人くらいでいいんじゃないかと。

りっちゃん
りっちゃん

うーん、なるほどなるほど。

のりちゃん
のりちゃん

多くても10人から15人。
で、それくらいでもう低学年1,2,3、4年生くらいまで、まぁもしくは3年生くらいまでかもしれないけど。

りっちゃん
りっちゃん

3年生か。

のりちゃん
のりちゃん

ほんとになんかいろんなことを体験するために、山に探検に行くとかさ、農家の手伝いするとかでも良いし、研究所に行ってその研究所を見るでも良いし。

職業っていうか、いろんなものがまわりにあるじゃないですか?

りっちゃん
りっちゃん

うん、あるある。

のりちゃん
のりちゃん

見て体験して感じたこと…「これはこうなんだなー」って、「自分がどうしたいかなーって」考えるような場を作れればと良いと思って。

りっちゃん
りっちゃん

ほんと!なんかその体験の中に一杯の学びが入ってるもんね。
教科書で教わることなんてほんとに薄っぺらいなって思っちゃう。

のりちゃん
のりちゃん

今はググれば何でも出てくるし、教科書も上手くできてますよね。

それを活用して実体験や行動につながることをして、自分が心を動かされることありますよね。だから動きたくなるんです。

勉強もそうで、民間の宇宙船が初めて宇宙に向かって発射するってやつ今日だったんだけど、ああいうのを見てやっぱり何を感じるかだろうなと思って。

りっちゃん
りっちゃん

うん。

のりちゃん
のりちゃん

やっぱり、「私もあれに乗ってみたい」とか「作ってみたい」とか…、体験を通じて感動して、だからこそもっと知りたいってなるんだと思う。

だから、たくさん体験できる場所が学校がそういう風に場を提供できるような学校になったら良いなと思う。

りっちゃん
りっちゃん

普通に単純に宇宙飛行士になりたいと思う人もいれば、そういうロケットを作ってみたい構造を知りたいという人もいれば、宇宙に行った先の物語を映画に撮ってみたい映画にしてみたいな人もいる。

スターウォーズとか。ガンダムとかね。

のりちゃん
のりちゃん

だから、たった一つのことでもみんな一人一人違うじゃない?
全く感動しない人もいるわけよ。「つまんねぇ」って言う子もいるわけ。

だから、その場をたくさん作って提供できるような場所だと良いなと思う。

そうすると学校の先生っていうのは、勉強を教えるために学校にいるわけだから、専門外のことは他の専門性を持った人たちが関わることで、やっぱり違ってくるんだろうなと思うんだよね。

りっちゃん
りっちゃん

たしかに。

のりちゃん
のりちゃん

国語・理科・社会とか音楽もそうだし体育もそうだけど、やっぱりそれぞれの専門性を持っているわけじゃないから。

一般教養というか、みんなが知ってると良いと思う内容を伝えることに関してはプロなわけだから、伝えながらも専門的なことをどんどん突き詰められるような場づくりできたらすごく良いなと思いますよね。

りっちゃん
りっちゃん

ですねー。
植物の構造とかも知っているに事欠かないというか知ってた方がたぶん賢いだろうけど、でもそれよりは自分が食べてるお米がどういう風に大きくなっていくか知ってた方がね。

それを地域のじいちゃんとかばあちゃんから聞いた方がより分かりやすく、詳しく、体験的に学べる。
田んぼに入れる水の量とかも調節しなければいけないとかね。

のりちゃん
のりちゃん

あれだってプロだもんね。
そうじゃないと美味しい米作れないじゃない。

りっちゃん
りっちゃん

うん。しかも根っこがすごく深くまで伸びてくからこそ田んぼじゃなきゃできないんだって。

でも、もしかして田んぼじゃなくてもできるかもなんて研究する子供が出たりしてね。

のりちゃん
のりちゃん

今バケツ稲ってあるもんね。

やっぱり、そういう興味を持つところって人それぞれで全然違うわけで、一つのやり方でずっと教育をするって言うのは平均的な学力はあげられるだろうけど、その子その子の能力を一気に引き延ばすことにはならない気がするんだよね。

りっちゃん
りっちゃん

そう、ほんとにもったいないことしてるなって思っちゃうね。

のりちゃん
のりちゃん

うちの3男は中学2年生だけど、国語・理科・社会・数学・英語はダメなわけさ。

だけど、受験に必要なのってこの5教科なんだよね。
でも、うちの息子が得意なのは音楽とか美術とか体育なわけですよ。

りっちゃん
りっちゃん

社会に必要とされるのっていっぱいあるよね、音楽も美術も体育も。

のりちゃん
のりちゃん

私もどちらかというとそっちの部類だったんだけど、やっぱり苦労したんですよね。
受験するのにも苦手なことを一生懸命頑張らなくちゃいけないから。

そうして「自分もそうだったな」と思いながら今の3男坊見てて思うのは、自分の得意で好きなところ、やりたいと思うことを思い切りやれる環境を作ってあげたいなってすごく思う。

りっちゃん
りっちゃん

たしかに。
もうそれだけやってて良いよみたいな。

のりちゃん
のりちゃん

「これをやってていいよ」
それをやってたらきっと他にも興味が出てきたりするんだよね。

それを、私なんかもこんな年になっていろんなことを学びたくなってるわけであって、人それぞれだと思うんですよ。

学びたい、勉強したいって思う時って焦る必要もないと思うし。

その時その時に、やりたい!やってみたい!という思いを大事にしながらサポートできるような体制や環境ができると良いと思う。

りっちゃん
りっちゃん

ほんとよね、そう思う。

私も算数は学習サポートで中学生見るけど、「なんで英語なんてやらなきゃいけないんだろう」っていいながら数学をやっているんです。

まぁ、解くんだけどなんか義務感で解いてる感じで、本当にその子が得意なのはコミュニケーションなんだよね。

すごい観察力もあって「誰ちゃんこうしたんだけど…」って行動に移すとか、「誰先生はこういう話し方で言うから今度はこういう風に接してみたいんだ」とか…。

そういうのをほんとにいきいきしながら話すし、人の誕生日を結構覚えてるけっこうクラス全員とか。

のりちゃん
のりちゃん

すごい!それはすごいね。

りっちゃん
りっちゃん

だからもう本当にあーって思う。
今の受験制度とか。

のりちゃん
のりちゃん

そういう子はさ、例えば得意なところを活かしてもらうと良いですね。

クラスの子が集まっているところで「誕生会じゃないけど、何かしたいからちょっと考えてほしい」と言って、「今月誰だっけ?」って聞くと即座にきっと教えてくれるよね。

りっちゃん
りっちゃん

そうそうそうそう!

みんなをまとめたり、主になって動くことが好きなんだよね。
だけどその反面、人の評価判断をものすごく気にするの。

「何々の成績がABBCだったんだー」とか「誰誰ちゃんは何点で私は何点なのに評価がBだった」とか。それをすごく言ってくるんだよね。

のりちゃん
のりちゃん

それはもう評価判断の世界に生きてきちゃったからだよね。
常にそういう風に評価判断されちゃうと思ってるし、逆に自分も評価判断しているところはあるよね。

りっちゃん
りっちゃん

あるある。

その子に言える言葉って言うのは「成績とかも一人の先生がつけているからそれが絶対ではないし、他の先生だったら誰ちゃんはもっと上に違いない、私が先生だったらもっと上につける確実に」って言ってる。

いつも言ってる、おかしいねって。

のりちゃん
のりちゃん

一人一人の何が得意な部分とかっていうのはみんな違うからね。

その苦手な分野も確かに克服できたらいいかもしれないけど、苦手な分野が分からなくなるくらい得意な分野を伸ばしちゃえばいいんじゃないのって思ったりもしますよね。

だってさかなクンもそうじゃない。本当になんかもう得意な部分を伸ばしてるから。
他見えないでしょ。

りっちゃん
りっちゃん

魚詳しいし、得も得意だし、音楽もすごいし。

のりちゃん
のりちゃん

観察力もすごい。観察力がないとあんな書けないし。

りっちゃん
りっちゃん

あと忍耐力ね。
細かいところが書けるって…絵を描く人は皆、忍耐力が突出してると私は尊敬してる。

のりちゃん
のりちゃん

得意な分野って本当にその子が輝くというか、そこの部分が伸びるような環境づくりができると良いと思います。

あとは先生たちが楽しんでる姿が楽しいと言って学校にいけるような学校が良い

りっちゃん
りっちゃん

先生がね、月曜日うわーってならないようなね。

のりちゃん
のりちゃん

「よし、今日は学校だぜ」、「楽しいぞ」って気持ちを持っていける学校なら良いなと思います。

りっちゃん
りっちゃん

うんうん。
つながってるかもしれないけど、のりちゃんの思う学校への想いって言うのはそういうとこですか?

のりちゃん
のりちゃん

面白くて楽しいところが良いと思う学校は。だって社会に出たら辛いこともあるじゃない。

わからないことや、壁にぶち当たることもあるわけで、そこを自分なら乗り越えられると思えるような心の育成ができると良いと思います。

りっちゃん
りっちゃん

基礎って言うか。

のりちゃん
のりちゃん

そう、その人の自己肯定感、自己余裕感とかいろいろあるけど、自分は自分でも大丈夫と思えるような感覚を持ってほしい。

いろんな体験の中からできるのが学校だと思うし、いっぱい経験して、いっぱい試して、何でもチャレンジできる時間が学校の時間だと思うんだよね。

りっちゃん
りっちゃん

たしかに。
そういう時間は学校の時間しかないよね。

のりちゃん
のりちゃん

学校にいる時間しかないよねって思います。
だからいっぱいチャレンジしていっぱい経験することができるのが学校だと思ってます。

りっちゃん
りっちゃん

ほんとね。

安全を確約された、犯罪とかに全然巻き込まれない感じで、「はい、時間始まった!好きに行ってきな!」っていってバーッて散らばっていくみたい…。

一応確認で「誰君は誰君のおばあちゃんの家に行ってお手伝いしてるねー」とか、「誰君はどこ工場行ってちょっと教えてもらってるね」とかシステムができたら面白いかもね。

のりちゃん
のりちゃん

それは面白いね。インターンだよね。

学校の良いところっていうのは集団があるんじゃないかな?

集団というものはどういうものかを知るのも大切だし、集団の中にいる自分の立ち位置とか、自分ができることとかという考えることも大事だと思います。

やっぱり学校って個人ではないし、そういうものもだから大人数じゃなくても良いと思うんだよね。大人数でやりかったらやればいいのだけど。

りっちゃん
りっちゃん

それこそ、さっきの居酒屋じゃないけど4人から5人6人とかまでが良いのかな。

のりちゃん
のりちゃん

話し合いとかはそうかもしれないです。

大人数のところで前に立ってリーダーとして考えると、それなりの人数がいるところで経験を積んだ方が良いと思います。

りっちゃん
りっちゃん

確かに、いろいろ柔軟に変えられると良いのかもね。そういうことだと。

のりちゃん
のりちゃん

もうちょっと柔軟にいろんなことができると良いと思うけどね。

居場所と環境づくり

りっちゃん
りっちゃん

思ったのは縦割りは疑問です。

学年超えて分ける学校もあるけど、公立は掃除だけとか、なにかのレクリエーションのときだけ特別ってあるじゃないですか。

クラス学年超えてこのときはこの集団とか、例えばクラスだったらいじめられて立場がないけど、この分け方だったら活き活きできるとか、逃げ場ができるのかなってちょっと思っちゃった。

のりちゃん
のりちゃん

逃げ場というより居場所かもね。

りっちゃん
りっちゃん

居場所!

クラスだと喋れないけど下級生がいると、ちょっと自分が面倒見てあげたいなんて子とか実際いるからね。

のりちゃん
のりちゃん

自分の良い所がそこで貢献できるもんね。役に立ってる、役に立てるんだというのが幸せだって思える要因の一つだから。

りっちゃん
りっちゃん

それを作ってあげるのも学校のできることかもね。

のりちゃん
のりちゃん

その環境づくりだよね。環境だよね本当。

りっちゃん
りっちゃん

そのためにお花を植えてあげたりとかね、学校の雰囲気をよくしてあげるのも先生たちのちょっとした役目だったり。

のりちゃん
のりちゃん

環境を提供するっていうのがね、いろいろできると良いのかなと思う。

りっちゃん
りっちゃん

私はほんと隠れミッキー、隠れケロちゃんとか仕込みたいなんて思っちゃうんだけど、探してーみたいな。

のりちゃん
のりちゃん

面白いよね、なんか日常の中でそういう遊びとか探求心くすぐるようなものがあるとすごい楽しいですよね。

だって「隠れケロちゃん見つけろ」とか言って、みんなで探検しに行きながらあちこちいってグループでやってもいいわけじゃない。

競わせても良いし、その中でケロちゃん見つけたらそこには何クイズみたいのがあって、問題があってそれを解いたらどこに行くとか。

りっちゃん
りっちゃん

そうそう発展していってね。
なんか探してもなかったのに教頭先生に背中にくっついてるとか。

のりちゃん
のりちゃん

そういうところでもコミュニケーションとりやすくなったりするし、考える力も付くじゃない。

一人じゃなくてそこをグループでやるとすれば、チーム力を上げるというチームビルディングにもなるじゃない。

りっちゃん
りっちゃん

うん、なるなる。

のりちゃん
のりちゃん

なんかほんとにちょっとした工夫だと思うんだけど。

りっちゃん
りっちゃん

今の枠の中だけでも楽しくできることは無限にあるかもしれないよね。

のりちゃん
のりちゃん

そこにもう、今はコロナの影響でいろんなことがこれまでとガラッと変わってきてるので、先生たちもすごい大変なんだよね。

思考を変えるというか考え方を変えるというところになれば良いなと思う。
コロナだからガラッと変えてやりましょうよという、きっかけやチャンスだと思うんだけどね。

学校の抱える根本的な課題

りっちゃん
りっちゃん

のりちゃんの考える課題と根本原因をお話しいただけたら。

のりちゃん
のりちゃん

課題はコミュニケーションじゃないかなと思います。コミュニケーションが良ければ何でもよくなるんじゃないかなと。

それは人とのコミュニケーションだけじゃなくて自分とのコミュニケーションも含みます。

自分はどうなりたいかがないとできないから、コミュニケーションって2つあるし、自分とのコミュニケーションと自分と誰かとのコミュニケーションもある。

でも、自分と誰かのコミュニケーションを良くするには自分とのコミュニケーションが良くならないといけない。

自分が分からければ、相手に伝えることもできません

りっちゃん
りっちゃん

ほんとすごくシンプルなのね。根本原因。
それが上手くいってないから閉塞感に苛まれてしまうんでしょうね。

のりちゃん
のりちゃん

一つ一つに対して最上位目標みたいなのが共有されてないって思うから、そこの部分を忘れがちになっちゃうんだよね、日々の生活の中で。

だから忘れちゃうのは、一つの原因ではあるのかな。分かってるけど忘れちゃうっていう。

りっちゃん
りっちゃん

共有されている最上位目標って、例えばのりちゃんがいってる学校だとどういうのがありますか?

のりちゃん
のりちゃん

学校のスローガンみたいなやつだよね。だって覚えてないもんね、でもね3つのCとか何とかって書いてある。創造性とか…あとは忘れちゃった。

りっちゃん
りっちゃん

それを覚えてないってのは学校で浸透してない証拠だよね。
絵に描いた餅だし、なんかこれ言っておけば良いだろうって誰かに通じてるからねっていう。

どうしたい?ではなくどうなりたいか?

のりちゃん
のりちゃん

そうそう。だからもっと分かりやすい言葉で、子どもも生徒も先生も共有できてると良いと思いますね。

木村先生が校長先生やってた、みんなの学校の大空小学校だっけ?
自分がやられて嫌な事はしないとか、それだけっていう目標があるわけですよ。

だから分かりやすいことで、忘れないでずっと持っていられれば、何かトラブルとか課題とかにぶち当たったときもそこに戻ってくればいい。

「そこに戻って考えてみよう」ってできる。いっぱいありすぎると迷いますね。

りっちゃん
りっちゃん

なんか自立を持った子供たちの小学校にしよう!って言っておきながら「何はいけませんよ」とかって縛っちゃうと自立ってなんだろうってなるもんね。

のりちゃん
のりちゃん

だからシンプルなもので良いと思うんだよね。

共有されてて、何かのときには必ずそこに戻ってきてから考えられるもの。
だから、やっぱり原因はコミュニケーションもそうだし、忘れちゃうってことだよ。
だって目標達成できない理由はね、その目標を忘れちゃうからだから。

りっちゃん
りっちゃん

それって自分事として考えてないからだよね。

のりちゃん
のりちゃん

だから忘れちゃうし、目標達成できないので忘れないこと。

りっちゃん
りっちゃん

朝の会でも、朝礼じゃないけど言うとかね一言。

のりちゃん
のりちゃん

今日も1日笑顔で過ごしましょうとかね、言うだけでも良いじゃない。
笑顔ってなったら、笑顔になるためにはどんなことやったら良いかなとか今どうなると良いかなとか。

言葉も変わってくると思うんだよね。

りっちゃん
りっちゃん

なるなる、それね、ほんとコーチング!

そのためにはどうしたらいいかとかって。一人一人違うし。

のりちゃん
のりちゃん

どうなると良いと思うのかですよね。

どうしたいの?っていうと、ちょっとこう正解を求められてる気がしちゃって一生懸命、正解を探しに行くような答えを出しちゃう子もいるから。

だから、「自分がどうなりたい?どうなると良いと思う?」って具体的だけどちょっと違うかなって。

りっちゃん
りっちゃん

どうしたいの?じゃなくてどうなりたいのか?か。あり方か。

のりちゃん
のりちゃん

ちょっとだけしか違わないけどどんな風になりたいの?って。

\どうしたら子どもたちの笑顔を増やせるのか?/
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