どぎついタイトルだけど、今回はnoteのフォロワーのHARuさんが書いた記事を引用して書かせていただこうと思います。
今回の記事は敢えて書かせていただいたものですが、実体験に基づくため、「自分のことを言われているようだ」と傷つく方もいらっしゃるかもしれません。そういう方は閲覧しないようにお願いします。
先生たちは大学で教員免許を取得して、そのまま学校の先生になる人が多い。そこで外から入ってきた時にめちゃくちゃ苦労することが多い…。
いや、本当に支援する立場でこんなことを言うのも嫌だなと思うのだが、あまりにもいろんな先生がこのケースに当てはまってきてしまうのは驚きでもあるし、その教師の人間性というより、環境がそうさせているのだと思います。
だから、先生が悪いというよりも、環境を変えるという視点で見てもらえると幸いです。(先生は基本的に道徳性が高い人が多いので、その点だけは誤解しないでもらいたい!)
僕も結構この辺りで苦労したことがあるんで、すっごい失礼なことを言うと思うけど、ちょっと書いてみます。
※もちろん、この辺りも理解した上で支援しているし、これは学校の先生以外でもあり得る話だろう。しかし、学校の先生は比較的に悪い傾向が高いのも理解してもらいたい。
教師が世間知らずだと思う:ビジネスマナー
教員が「世間知らず」と言われるのは間違いなくここが足りないのだと思う。ビジネスというものを体験していないので、ビジネスを知るということがありません。
しかし、その先生が悪いわけではないです。
ここを読んだ人はどうやって先生たちにビジネスマナーを身につけてもらうか?知ってもらえるか?体験してもらえるか?『ビジネス』という単語を避けないでもらえるか?を考えてもらいたいなと思っています。
「あとで電話しますね」は90%くらいかかってこない
悩ましいことだけど、学校に電話することで多くの場合は目的の人に繋がることはめったにない。授業もあるし、それは仕方ないと思います。問題は取次です。
「あとで電話しますね」と電話番号まで聞いてきたのにほぼ(約90%くらい)あとで電話がかかってくることはない。
掛け直しをするのが嫌なのか、その時間がないのかは定かではないが、ほとんどの学校でその傾向が見られます。つまり、そのルールがないんだと思うし、かけ直さないと大変なことが起こるかもしれないということが想像できないのかもしれません。
基本的に遅刻してくる(が他の人の遅刻には厳しい)
基本的に先生は待ち合わせをすると遅刻をする傾向が多いようだ。また、遅刻する場合でも連絡が来ることがあまりないように思います。
ただ、僕のように外部の人が遅刻する場合はめっちゃくちゃ厳しかったり…。
自分に優しく、他人に厳しいという鬼教官とも思えることが多々あります。
これはオンラインになってさらに顕著になりました。教育系のセミナーに出てみると申し込み人数の半分くらいが来ないなんてことも多いです。
主催者側も工夫できることはたくさんあると思いますが、参加者側も意識がとても大切だと思います。
○○日までに!という期限はほぼ守らない
教育委員会に所属していた時に思うことだが、期限をつけた文章は守ってもらえないことが多かったです。
ただ、県や、国といったところからやってくるものに関しては忠実に守っている傾向があるようで、日付を守れないというものでもないようです…。
これは守らないというよりも、大切なことがとにかく並列になりすぎて、どこから期限を守れば良いか分からず優先順位がつけられない状態になっているのだと思っています。
ここは外部から手助けできることはないか常に考えたい事案ですね。
(デジタル限定)メールもチャットも既読スルーが基本
教員は人間性が悪いかというと、そうでもありません。基本的に道徳的な人間が多く、挨拶はちゃんと返してくれます。
ただし、それはリアルに限った話。オンライン上のやり取りになると挨拶もなく、自己紹介もなく、返答を求めたり、投稿した文章に対しても何のリアクションも返してくれないことは多々あります。
これは学校がデジタルという文化が非常に遅れていることも起因していると思いますが、あまりにも落差があるので、悩ましいところ。
このデジタルディバイド(情報技術のレベルの差のこと)が一般社会とのコミュニケーションが図れない要因になることもあるので、注意が必要です。
(デジタル限定)質問に答えた人に「ありがとう」がない
先生はメールで質問することがあります。リアルだと質問されて答えてくれた人に対して、感謝を伝えるのは当然です。先生もリアルだったらほぼ100%返してくれる。
しかし、オンラインになると途端に質問に答えた人に「ありがとう」という言葉を返さない(というか反応そのものを返さない)ことが多いです。
オンラインだと顔が見えないからか、コミュニケーションが希薄になりがちなのです。
返事を『見た』だけで、反応できていると思ってしまう。しかし、残念ながら、その気持ちは相手まで届いていません。
メール文化では文字だけになります。文字は簡単に伝えられる文化であると同時に相手の解釈によって意味合いが変わってくる怖いコミュニケーション手段でもある…。
一言、「ありがとう」と返すだけでも違うし、「ありがとう(*^^*)」だとさらに気持ちが増幅します。
顔が見えない分、顔文字や、絵文字を使って大げさなくらい表現しても良いのだと思います。(ちなみにこのブログではサクサク書きたいを重視しているので、あんまり絵文字を使ってはいない(笑))
教師が世間知らずだと思う:金銭感覚
利益が出ることを良しとしない感覚がある
一生懸命、仕事をしてはじめてお金が出てくるのが民間の感覚です。
工夫をして、宣伝をして、それでも売れないのが世の中です。だから一生懸命考えますし、売りますし、せっかくやるなら無駄にしないように工夫します。
そうしてやっと売れて、会社に利益が生まれて、給料が渡されて…という形になります。利益が生まれなければ給料はどんどん減りますし、最悪会社が潰れます。
ただ、そうやって価値を高めていく工夫を求められるのです。
学校の先生と会話をすると、そうやって利益を得ることに嫌な顔をする方がいます。また、自身でやる時も「とりあえずやればいい」で泥臭いことを避ける傾向があるなと思っています。
学校の先生は雇われですから、給料も出てますし、ボーナスも入ってきますし、昇給も一応あるようですし、福利厚生もしっかりしています。
さらにアカデミック版といろんなサービスの優待が受けられたりと少しだけお金の面でも優遇されています。
また、クレジットカードでの審査もそこそこ優遇されています。それは公務員という立場だからだと思います。
その環境だと利益を得るというのが、「嫌だ」と感じる先生は多いのかもしれません。
お金はあるはずなのになぜか無償を好む
このような優遇された生活でいると金銭感覚が少しズレてくるようなケースを聞いたことがあります。
例えば
「今年の教員としての月収は40万円でした。でも、やっぱり少ないなーって思います。」と言っている方がいました。
実務や、業務に関して圧倒的な時間を投資している教員という職業ですから、まぁ、少ないなと思ってもしょうがないなと思います。
でも、お金を稼いでいても、なぜかセミナーや、講演会など自らの学びにはほとんどお金を投資しない傾向があるなと思っています。
※あ、本は別のようです
とにかく無償を好んでいるし、3000円を超えると「高い!」という金銭感覚を持っています。(校長先生になっても持っています)
僕らビジネスをやっている側からすれば3000円ってめちゃくちゃ安い部類なので、その辺りの金銭感覚の違いはかなり大きいなと思います。
なぜかというと、金額が安いとセミナー自体の質を高められないからです。ほとんどの先生はセミナーの価値というよりも、金額でセミナーを選んでいるところがあり、僕らのセミナーも無償は参加人数は多いけど、1000円を超えてくるとかなり低くなります。
しかも、無償のセミナーは参加人数は多いものの、参加率としてはそんなに高くなくて、欠席したとしても連絡がありません。
意識が抜け落ちてしまっているのかなと思ったりするのです。
これは結構たいへんなことで、活動そのものが危うくなったりします。
NPO法人は「完全ボランティアでしょ」と思ってる
ちょっと悩ましいところなのですが、先生たちの中にはNPO法人は完全ボランティアで何かやってくれるところ!と思っている方がそれなりにいらっしゃるようです。
もちろん、それはそれで構わないのですが、活動というのは完全に無償でというわけにはいきません。
誰かがこの世の中を良くしようと思って、寄付や、投資をしてくれているわけです。
もしかしたらお金ではなく、想いだけで時間を割いてくれているメンバーもたくさんいます。
それを「無償だからね」という感覚で使う先生もいるのです。
たしかに学校には予算がないのを百も承知で僕たちは活動をしていますが、完全にボランティアというわけではないんですよというのを知っておいていただきたいなと思います。
誰かが助けようと思って、お金や、時間、環境を用意してくださっています。
その想いを汲み取ってくれるだけでもありがたいな〜と思います。
教師は世間知らずだなって思われないために
何か心の奥底にある想いを愚痴のように話してしまった気がします。
まぁ、こんな時もありますね。
でも、無償という言葉の裏にはいろんな気持ちが乗っかっていることがあるんです。
それを感じ取ってくれたら、きっと無償であろうとも参加しない、連絡しないということはできなくなるって思ったりするので、ぜひその辺りも考えてもらえると嬉しいな〜という想いです。
まぁ、僕らが好き好んで勝手に支援しているので、今回の話は戯言だと思って聞いてください(笑)