はじめに

このコラムでは、たじまるが授業や学校で『楽しい』を追究していくことを記載していきます。

たじまるの自己紹介

私は子どもの心に火をつける教師を目指しています。
子どもの心に火を灯すことによって、子どもたちは主体的に学ぶようになります。
その状態が最高の教育だと私は考えています。
そのため、私は子どもの心に火を灯す方法や考えを紹介していきます。

遊びを入れた授業

遊びをいれることによって、子どもたちの心がワクワクします。
そのワクワクした状態で授業を実施します。
ワクワク状態で導入がスタートすると、子どもたちは主体的に動きます。
さらにそこで少し思考させるような仕掛けを用意します。
するとワクワク状態がさらに加速し、思考しながらその問題を解決していくことができます。
その解決していく過程で教師が子どもたちが躓くポイントや更に思考するポイントを見とります。
そして新たな課題を提示していきます。
この流れが生徒主体の私が理想とする授業となります。
実際に行った実践例をあげます。

この実験は科学の実験動画を家で見て、「楽しそうだからやりたい」と生徒から提案がありました。
実際に実験に取り組み、簡単そうに見えた火起こしもたくさんの課題がありました。
それを一つ一つ解決する過程で、多くの学びがありました。
最後に摩擦のことに少し触れて授業を終えたという感じです。
当時は中学2年生でしたが、中学3年生のエネルギー変換の学習を少し取り入れてみました。

視野を広げるための【ようこそ先生】

私は教師はファシリテーター役に徹していたほうが、子どもが主体的に学ぶと考えています。
そのため、子どもたちの気持ちをもとに、そのとき合った人を外部から入れる活動をしています。
入れる授業はなんでも構わないと思っています。
朝の会や帰りの会、学級活動や道徳、総合、理科の授業で子どもたちと対話して、その時ピンときた人をどこかの授業で呼んでしまうというやり方をしています。
この活動を続けていくと、子どもたちも可能性を感じていろいろチャレンジしたくなるようです。
その一例がイラスト動画作り。

タノ先生のグラログ講座



この授業の中でやってもらったことをきっかけに、本校の生徒がイラストでも実際に仕事ができることを知りました。
その生徒のさらなるレベルアップのために、夏休みの仕事として私の自己紹介型イラスト動画を作成依頼しました。

私にインタビューしてもらうところからスタートし、人生についてまとめる。それをイラスト化して表現して3分以内にまとめる。
そんな活動を夏休みの仕事として与えました。
仕事であるのでもちろん報酬は発生します。
その報酬は保護者と相談して、保護者からお小遣いとして渡してもらうことにしました。
この経験を通し、中学生のうちに仕事をしてお金をもらうという経験をさせてあげることができました。

【ようこそ先生】でやりたいというきっかけを与え、実績を積ませ、自信をつけることもできます。

先生自身が毎日を楽しむ

先生自身が楽しむ姿を見せることが一番必要ではないかなのかと思います。
先生が楽しむ姿を見るだけで、子どもたちは学校を好きになってくれます。
そして一緒に楽しんでくれます。
だから私は常に日常生活にアンテナを張って貼っています。
一時帰国した際も、面白いことを見つけては撮影して記事にしようとストックしていました。
何事にもアンテナを張り、撮影、投稿していくスタイルがいまの先生たちにも必要なのではないかと思いました。
そして子どもたちが発言したときに、すっとその記事を提示できる。
そんな先生を目指し、これからも投稿を続けていきたいと思います!
一時帰国中は体験活動をたくさんやることに没頭していたので、コロンビアに帰国後は記事をまとめていきます。

最後に

「学校にいくのが楽しい」「明日も学校に行きたい」「休みなんかいらない」このような言葉を生徒から聞いたとき、最高に嬉しくなります。
私も全く同じ感覚をもっているので・・・
そんな先生や子どもたちが世界中に増えてくれるためにも私は学校外でも活動を続けています。

世界の先生をつなげる

この活動を行うことによって、それぞれの楽しいを世界中につなげる。
そして世界の先生方が幸せになり、その先生をみた子どもたちが幸せになる。
そんな世の中になったらとても素敵だと思っています。
一緒にそんな素敵な世の中を作っていきましょう!